毎日タブン補給する
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2005年10月13日(木) |
ツヨシくんをみてもダメだった |
いつも日記をよんでいただいてありがとうございます。 突然ですがしばらく日記の更新をお休みしたいと思います。 今、日記を書く気力がわいてこないのです。
自然の摂理でしかたない事とはいえ、親が老いていくのを見るのはどこかもの悲しいものがあります。 特に問題なく普通に年齢を重ねていても、わがままになったり、頑固になったり。
我が家と同じ敷地内の小さな家に住んでいる義母に異変があらわれたのはもう何年も前のことです。 その時はかなり衝撃を受けましたが、その後信じられないほど進行はゆっくりで、わたしたちは日常生活に少し気を配ってあげればすんでいました。
あまりにゆっくりな進行に、天寿をまっとうするまでこのままいってくれるかも・・・などと都合のよい考えももっていました。 それが甘かったと思い知らされたのは、この夏でした。
なにかキッカケがあったのか、キッカケなどなくてもそうなることになっていたのか、この夏を境に義母の症状はあっという間に進行しました。 もっぱら、面倒をみるのはわたしですが、時には近所の親戚が代わってくれたり用事の際には預かってもらったりしてなんとかやっていましたが、それでももうそろそろ介護認定申請をしようと話し合いをはじめたころ、新たに病気が発覚しました。
毎日の生活に病院通いが加わりました。 そんな中でもわたしは一日にちょっとの時間をみつけて、いや無理にでも作って日記を書いていました。
こんなことをやってないで横になって休んだり、自分の家の用事を済ませたりすればいいのに、と自分で思うこともありましたが、その時間だけが一切の煩わしさを忘れさせてくれる時間だったのでどうしても続けたかった。
ツヨシくんのことだけを考えてTV番組のことを思い出したり、一人で笑ったり時にはメール友達とメールしたり。 いってみれば現実逃避の時間ですが、その後の頑張ろうという原動力になっていたので絶対必要な時間でした。
よくわたしは日記にツヨシくんに助けてもらった、と書きましたが、まさにその状態が続いていました。
大変ではありましたが人間は慣れるいきもので、なんとなくペースがつかめてくるとそんな生活にも慣れてきたのです。 ですが、この調子でいけるかな・・と思い始めた矢先、通院先のお医者さまから総合病院へ行くようにと言われてしまいました。
指示通り総合病院で検査をして診断結果は「早めの入院、手術」でした。 予想以上に重い病状によく自分の中でなにかが切れた・・という表現を聞きますが、わたしはその時なにかとてつもなく思いものがず〜んと沈んでいく感じがしました。
診察の帰りの車の助手席で、さっき病名を聞かされたにもかかわらず、ニコニコして「もう病院にこなくていいんでしょう?もうおしまいだよね?」と無邪気に聞いてくる義母にわたしは「・・う〜ん、そうでもないんだよね・・・」としか答えられませんでした。 先々週末のことでした。
それからも数日間、わたしは時間を作って意地のようになってちゃらんぽらんな日記を書いてきましたが、昨日と今日の昼間ついにPCの前にすわってもなにもツヨシくんのことがうかんできませんでした。
うかんでくるのは、これからどうなる?あれはどうなの?あのことは・・?というような思いばかりで。 必ず全部の方がそうなるわけではないのでしょうが、以前に同じような経験のある友人や先輩などに伺うと入院すると病気ではないほうの症状は高い確率で進行する、とのことで。
どのくらい進行してしまうのか、その状態で退院したらどうなるのか・・・ 考えても出口はなく、ただただあるのは不安と恐怖ばかりです。 そのうえお気楽ものとはいえ受験生の息子には必要以上の心配をさせたくないので、滅入っている気分をあまりおもてに出さないようにしています。 (多分息子はわかっていると思いますが・・)
月曜日に入院になります。 ここのところ毎日、入院と手術の必要性を何度も繰り返し繰り返し説明していますが、なかなかインプットされないようです。 ちょっと疲れたかも知れません。
ですので、こんな調子ではツヨシくんの日記はしばらく書けそうもなく、更新をお休みしようと思いました。
ここはツヨシくんの日記の場所でわたしの家の事情など関係のないことです。 ですが、これからしばらくの間お休みをするのに、そしてそれがどのくらいの期間になるのかわたし自身見当がつかないのに、なんの説明もしないのはなんとなく申し訳ないような気がして。
本当はもっと手短に簡単にするつもりでしたのに、こんなに長くなってごめんなさい。 ちょっと抱えてるものが重くなって聞いて欲しくなってしまったのかもしれません。
本当にすみません。
ですが、元来ちゃらんぽらんなわたしですので、またペースをつかんだ!と思えば案外早く戻ってくるかもしれません。 毎日は無理でも週2とか週1とかで書けるようになったら、書きたいです。
今回はちょっとダメだったけど、ツヨシくんがわたしの活力の源になっていることにかわりはありませんので。 文章力がないのでヘタクソな日記ですが、書くことは好きなのではやく戻ってこれたらな、と思っています。
そのときはまた読んでいただけるととてもうれしいです。 長くなってほんとうにごめんなさい。 ありがとうございました。
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