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「独身貴族」7話、プロポーズのシーンの剛くんは、この上なく神がかっていたよな・・・ 金曜日の日記ではさらっとしか触れなかったけど。
あんなシーンみせられちゃ、ファンは悶絶するしかないよな。 まさに絶品。
そんなふうに素晴らしい芝居を剛くんが見せてくれてるからこそ、このドラマの行く先に暗雲たちこめてる感を感じちゃった自分が切ないよ。 だって・・・どうすんだ?この先。
ま、ね。 勝手に思ってるだけ。 守さんとゆきちゃんをくっつけるんだろうってことは。 勝手に予想してるだけ。
だけどさ。 今度、剛くん連ドラだよ。 三角関係のラブコメディだって・・って聞きゃあさ。
大概、主役とヒロインがくっつくんだね・・と予想するってもんじゃん。 そしてその先入観に引っ張られて見るってもんじゃん。 この見方、大筋で間違っちゃいまい。
だからさ、やっぱ思うわけ。 玲子さんにプロポーズしたけども。 ここから先なんかいろいろねじ込んで、強引にでもそういう展開に行くんじゃあるまいかってね。
ねじ込む・・とか強引とか穏やかでない物言いをしたけどさ。 だって、全11話(多分)でもう7話終了してんのに、ゆきちゃんが守さんに恋愛感情を持ってる感じなんてないじゃん。
お友達に言わせれば、進さんに対しても大して持ってない感じがすると。 なるほど。 たしかに。
よくある、「本人は自分では気づいてなかっただけで、実は恋していたのよ、うふふ」って解説も考えられるけど。 でもさ、ドラマなんだから。 それだったら、劇中の本人は気づいてなくても、視聴者にはわかるようにしてくんないと!
ヒカル子さんの時みたいにさ。 見てるほうが「ヒカル子さん、気づかないの?それが恋なんだよ」ってわかるようにしてくれないと!
わたしにゃあ、今ゆきちゃんが「恋」してるのは、生身の男性じゃなく自分の脚本のように見えるよ。 なにをおいても脚本。 守さんも進さんも、その脚本の周りで右往左往してる感じだよ。
それだっていいさ。 今は恋愛よりも真摯に脚本と向き合って、そのことに重きをおいていきたい・・って思ってたってなんも悪くないさ。 そのまま、最終回までいけばね。
だけどさ。 7話終了した時点で恋愛感情が感じられないのに、そっから最終回に向けてグイグイ入れてきたら、それが強引じゃなくてなんなのさ・・と思っちゃうね。
ああ・・・不毛だ。 自分が創ってるわけでもない、人さまの手によるドラマの行く先を、じたばたしながらあれこれ考える。 これが不毛でなくてなんなんだ。
でも・・・不毛とわかっていても考えちゃう。 だって、原因は、どうしたって玲子さんだよ。 玲子さんがつらい想いをするのがヤなんだよ。
脚本家さんが、最初はどういうつもりで玲子さんを設定してたのか知らないけど。 見てるほうとしては、ここまで玲子さんが重要な位置をキープしてくるとは、最初は思わなかったなあ・・・
でも、最初っから・・・ コメディの部分では玲子さんと守さんとのシーンだけがおもしろかった。 どの回でも2人のシーンが秀逸だった。
そうして、パーティ会場で将来の伴侶となるべき男性が、別の女性を手に手を取って走ってる姿を目撃してからの玲子さんの、うちに秘めた思いが見えるようになって・・・ もうすっかり気持ちを持っていかれちゃったのさ・・・
それは一重に平岩さんの演技力の賜物だろうなあ・・・ 「現王園玲子」という女性をここまで肉付けしちゃった彼女の功績だよなあ・・・
で、あのプロポーズだよ。 シーンとしては最高に素晴らしい、演じてる2人も最高に素晴らしい。 その一言に尽きる。
でも、劇中に入って考えてみれば・・・ あんなプロポーズしちゃって・・・ 守さんにどこまでの覚悟があったのかねえ・・・
あ〜あ、ヤだ。 玲子さんがすべてを受け入れて、大きな気持ちで身を引くってことがあるとしても、玲子さんがとにかくつらい気持ちになるには間違いないじゃん。
もし、顔は笑っていたとしても。 微笑んでいたとしても。
そんなことになったらわたしはテレビのこっちがわで、「守!このばかやろーーー!!!」と叫ぶぞ。 そのくらいヤなんだよ!
・・と、そんなふうにぎりぎりしてたわたしの脳裏にぱっとナイスアイディアが閃いた!
そうだ! 9話あたりで玲子さんに「運命の恋人」があらわれりゃいいんだ!
守さんに勝るとも劣らないセレブで、玲子さんより年上で守さんよりずっと大人な人で(守さんはけっこうおこちゃまなところあるからな)、占い好きでおしゃべり好きな玲子さんのなにもかもを受け入れて愛してくれる人!
いいじゃないか、突然現れたって。 そんなもんだ、ドラマは。 そっちがそうしてくるならこっちだってやるさ!(まだ、あちらはなにもしていない・・・)
ヒカル子さんの前にだって、東のミッキー(先生の名前忘れた・・)は突然現れたしな! そうだ!ミッキーがやってくれるといいよ!
そうして、玲子さんも最初は「いけませんわ。わたくしには婚約者がいますの・・」って言うんだけど、守さんと違って自分のすべてを愛してくれるその人にやっぱり恋しちゃうのさ!
そして守さんに言うのさ! 「守さん、ごめんなさいね。わたくし運命の恋を知ってしまいましたの。あの方と結婚しますの。守さんも素敵な方をみつけてくださいね。それではごきげんよう」 そして振り返りもせず去っていくのさ!
これなら玲子さんもつらくなかろう! 守さんもたいして悲しくなかろう!
いいじゃん! よし!これでいこう!!! おっけーーーーー!!!
・・・・という妄想による独り言・・・でした。 長々と失礼いたしました・・・
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