2005年01月08日(土) |
雑誌「お日柄もよく…(71)&(1)」 |
●(71)新年
写真はあぐらをかいて無表情だが可愛い感じで写っている。 新年の挨拶。しかし竜也くんは年が明けても「ロミジュリ」の地方公演が控えているので余り新年の実感はなさそうだ。去年の12月から引き続いているわけで、年を越して同じ舞台を演るなんてことは竜也くんにとっては初めての経験なのではないだろうか。 公演の回数も重ねることで自分に足りないものも判ってきて毎日が戦いの連続だとか。正月は少しのんびり出来たと言っても、やはり心からはのんびりなど出来なかったのではないかと思う。竜也くんのことだから、正月の酒を飲んでいてもいつも頭のどこかに「ロミジュリ」が住み着いていたのではないだろうか…。
そして話は今年の7月の「近代能楽集」のNY公演のことへ。竜也くんが苦しんで苦しんでやっと完成させた作品。再再演になるというこでよりレベルの高いものに、そして自分の成長を証明出来るものにと意気込みは強い。私も約4年ぶりの俊徳を観るのが今から楽しみでしょうがない。私はロミオの竜也くんより俊徳の竜也くんの方が間違いなく好きなのである。 「今年も頑張りますので、応援の程よろしくお願い申し上げます!」 もちろん応援するわよ〜。
●(1)身毒丸
「お日柄…」のプレイバックということでこれから毎回過去の「お日柄…」を書いていこうと思います。
『突然ですが、藤原竜也です。今回から始まったこの「お日柄もよく藤原竜也です。」では、ボクが普段の生活で感じたこと、気になっていることをみなさんに報告していきます。気楽に読んでもらえたらうれしいな。』 と、このシリーズの記念すべき第一文です(笑)。 2001年の「身毒丸・ファイナル」東京公演の千秋楽が近い頃のものだ。写真はある時期よく見かけた黒のトレーナーを着ている写真。 「身毒丸」の大楽に向けてラストスパート中であり、劇場と家を往復するだけの寂しい毎日と話している。休演中も疲れてしまって外出も出来ないから本を読んで過ごしているとか。その中で竜也くんのお薦めは「猛スピードで母は」という小説。うんうん、ありましたなこんなの。子供の頃からすごくお母さんっ子だった自分と主人公が重なるとか。本は大好きだから時間があれば本屋さんに立ち寄り興味のあるものを沢山買い込むらしいが、その本達が部屋で山積みになっていくのはちょっと悲しいと…。私も同じです…。 最後に「身毒丸」は何度も演じているが毎日新しい発見があり凄く新鮮だけど、だからこそ悩んでしまうと明るく(?)話している。竜也くん自身最後の身毒丸と10代最後の舞台にかける決意で〆ていた。全体的にタイトルとは少しずれた感じのする内容でした(笑)。
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