竜也語り

2005年01月18日(火) 私の竜也物語(4)〜葛藤〜

さて、竜也くんの横顔にやられてしまった私の自分との戦い(笑)は、この頃(2000年位でしょうかねぇ)から始まる。この頃から私は、はっきりとあの男の子の名前が「藤原竜也」ということを覚える。それまでは「藤原某」であった。

気になる・・何故かとても気になる…。鼻につくのだけえれども、それ以上に「藤原竜也」という文字が浮き出てくるのだ。スポーツ新聞に載っている竜也くんの記事に興味を示したり、ドラマこそ見なかったが、バラエティー番組は何気に見ていた。「ふん」と鼻を鳴らしながらも、彼の顔ばかり見ている自分…。この脈絡のなさは・・これはもう恋(!?)でしょう(笑)。

私は昔、「ファザコン」と周りからからかわれるほどの年上好きであり、もう高校生の頃には、同級生とか学校の先輩などの男子には興味がなかった。同年代の男性とも付き合ったこともあったが、今でも心に残っている人達は(良いにつけ悪しきにつけ)一回り、またはそれ以上年上の男性である。職場や仕事関係の若い男性を異性として意識したことはない。どうしても「男の子」という感が拭えなかったのだ。

三十路を過ぎた辺りから、友人が「最近は年下の男の子とばかり遊んでいるの。うふっ♪」と話すようになった。そんな時も口にこそ出さなかったが、「何考えてんだよ!」と情けなく思ったものである。
ところが、どうしたんだ!このザマは…一回り以上年若の男の子にここまで振り回されている自分を俄かには信じることが出来なかった。いよいよおかしくなったか!と思った。もし世間一般で、これだけ年下の男と男女の関係を持った日には、これはもしかしたら犯罪になるのではないか!?私はふざけた人間であるが、根は真面目なところもあるので、本当に真剣にこんなことを考えていたのだ(笑)
押さえた、必死で自分を押さえた。この頃竜也くんは、「近代能楽集」の舞台やら「BR」など、活躍が目覚しく、私のくだらない忍耐は、それはもう筆舌に尽くし難いものがあった。

こんな状態が1年余り続くのだが、・・よくやった…。本当によく頑張った。別に自慢出来ることではないが、私はこの忍耐に敬意を服し、自分で自分を褒めてやりたい(苦笑)。
いよいよ崩壊までのカウントダウンが、始まった…。


 < 過去  INDEX  未来 >


ATSUKO  [HOMEPAGE]

My追加