2005年01月20日(木) |
テレビ「ソロモンの王宮」 |
舞台俳優・市村正親さんにスポットライトを当て、かつ舞台「デモクラシー」の宣伝番組にちょこっと出演したものだ(笑)。 番組の前半にまず30秒ほど登場。市村さんを尊敬しているとのこと。竜也くんも話していたが、ロミオ、メリック、そしてハムレット…と市村さんがかつて演じた役をそれを追うように竜也くんも演じている。大先輩・市村さんの後を追っていると言うよりも、その世界のトップになるべき人の道を着々と歩いている、と言った方がしっくりくるかもしれない。この時の竜也くん、ちょっと気になったことが…お肌にポツポツと…かなり荒れているもよう…。やはり舞台中のストレスによるものでしょうか?このまま「ロミジュリ」が無事故で終了し、早くまたあの綺麗なお肌に戻ってくれますように…。
2度目の登場は番組の後半に。今度は正味3分間くらいだっただろうか…(汗)。まず「若手舞台俳優No.1の藤原竜也」というナレーターの言葉にこちらも悦に入りいい気分♪そして少しだけ「ロミジュリ」の舞台映像が流れた。あら〜懐かしいわ〜と(←私にとってはもう「ロミジュリ」は懐かしいものになってしまった…)2回ほど巻き戻し(汗)。ちょっと話が前後するが、2度目の登場は竜也くんが「デモクラシー」の稽古場を見学している場面から始まる。一番最初その稽古を奥で座って見ている竜也くんの姿を見た時、まだ顔がアップになっていなかったので、私…スタッフの女性か何か座っているのかと思ってしまいました…(苦笑)。そして徐々にその顔がアップになった時、それが私の好きな斜め横からのアングルでして…あぁ〜この角度の竜也くんは大好き!真剣にそしてこれは面白いシーンだったのだろうか、笑いながら見学していた。 市村さんの稽古が終了し、誰もいない劇場の舞台で二人で座りながらお話を。何でも聞いてくれと市村さんに言ってもらい、竜也くんは「最近怖くてしょうがない」と。私なんかは単純に、それは勢いだけの未熟な時期を終えてその仕事の本当のところが分り始めててきた証拠と片付けてしまいそうだが、市村さんは「それには理由があるんだよ」と、後輩に自ら答えを見つけさせようとする先輩らしい言葉が返ってきた。いい先輩だわ〜。役者が緊張してしまえば観ている観客の方も緊張してしまう…と市村さんが話した時、「ああ〜」と顎を引いて合点したとも驚いたとも取れるような表情をしていた(笑)。怖くなってしまう理由…さて竜也くんは見つけることが出来るだろうか。本当は市村さんにもっと色々な話を聞かせてもらったのだと思う。竜也ファンとしてはこのミニ対談を一部始終聞きたかったところだが、対談はこれだけで終わり…(泣)。
市村さんは素敵な人だった。やはり1つの世界に長年の間君臨してきた方だ。話の含蓄が深い。竜也くんのドキュメントとはまた違った面白さがあった。市村さんは最後「観客と自分が繋がる瞬間がある。舞台に立つことが好きなのではなく、この瞬間を感じることが好きなのだ」と言うようなことを熱く語っていた。この姿を見て、結局のところ市村さんは人間が好きな方なのではないかと感じた。人間の好きな役者…竜也くんにもそんな血の通った役者になってもらいたいと思った。
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