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B-SIDE DISC7 
杏子



 地に堕ちた 美学

それは 加速してゆく ある種の感情を
抑えきれなくなった

私の 吐露でありました。


全てを 失ってもいいとさえ

思っていました。






 



再開から 一週間目のメール。




余計なメッキを全て剥がしましょう。

私が感じたこと、思ったこと
まずは、そこから書きますね。

全部、直接的な言葉にして書いてもいい
という気持ちになりました。



まず、恭介さんと出会ったときからずっとある疑問。

「この人は、私をどうしたいんだろう。
 私と、どうなりたいんだろう。」


実は、ずっとずっとそれが疑問です。今でも。

つまり

本気なのか
遊びなのか

ということです。


恭介さんのこれまでの言葉に偽りは無いと思っています。
これは確信です。
そういう意味では 本気 なのだと思いますが
世の中には「遊びを本気でする」という場合もあります。

お互いの立場を分かった上で
そのスレスレのラインで「本気で遊ぶ」。
甘くて切ない歎美な世界だと思います。

恭介さんは、私にそれを求めているんじゃないのかな。と 



そういう思いが、私の中にあったから
昨夜のメールのやりとりです。

ちょっと話を具体的にしましょう。


「本気で遊ぶ」スタンスの場合
現実を突きつけて、核心を突くことはご法度です。
興ざめと言ってもいい。

ですが、私はPCメールで暗にそれを突きつけました。

『何が辛いって…』 のくだりですね。


私はセカンドであり続ける恋愛はもう出来ません。

今度愛されるとすれば、その人と一生を添い遂げたい。


これは強い意志です。

その意思表示を、そのくだりで恭介さんにしたつもりでした。


現実として
あなたには奥様がいる。
そして、大阪で暮らしてる。


きっと興ざめさせただろう
こいつ、何てKYなんだろう
きっときっと、そう思わせただろう。
これが私の予想でした。

そうなれば、この「本気の遊び」は終了。
もう、手も足も出ない。身動きがとれない。

素直で正直な恭介さんなら、きっと。


そう、思っていました。



私の恋愛経験で、今もなお私を縛っているものは
「先生」と「将悟さん」です。
縛っていると書きましたが
それから逃れたいとも思っていません。

私を色々な意味で女にしたのは先生でしたし
そんな私を一途に愛してくれたのは将悟さんでしたから
今でも二人は私の大切な大切な人です。


でも、同時に
セカンドとしての恋愛
先の見えない遠距離恋愛

それの辛さを思い知らされたのも、その二つの恋愛でした。



恭介さんのことは大好きです。
たぶん、愛しています。

それは、おそらくずっと前から。

だから、あの日夢に恭介さんが出てきた。
だから、mixiにメールを送った。


ミイラ取りがミイラになるつもりは無かったんです。
踏ん張って、思い切り踏ん張って
耐えていたのですが
さすがに飲み込まれそうになりました。

最後の布石 としての吐露です。






自身の美学を貫き通すことさえも
辛いと感じる恋愛は 

初めてだったかもしれません。



このメールの 送信ボタンを押した瞬間


私がそれまで 必死で守ってきた 
その くだらない 「美学」 も同時に


失ってしまった 気がしました。










2008年09月10日(水)
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