今日はボーナスだった。また下がっていた。どこまで下がるのか。評価が低いからなあ。どうしようもない。常識を覚えることだ。全ての仕事はそうだ。 昨日の合同合評会は面白かった。我がクラスがある作品を酷評したのに相手のクラスはフォローしていた。普通そうだろう。あんまりぼろくそ言うのは人間としていかがなものか。第一自分がどれほど書けるのかということと、反論不能なのに一方的に攻撃するのは人としてどうか。我がクラスはどうかしている。私のせいか。でも2次会は楽しかった。内藤がバツグンに面白い。年が離れていても文学仲間だ。会社の連中よりよっぽど楽しい。美人は一人もいないけどね。 物を書く人間はサディスティックなのかなと思う。我がチューターも多少そうだ。文章のうまい人間はみなそうだ。残忍だ。それでも面白い人間であることは本当に至難だ。人間を避けて文学の世界に逃げているのに人間らしさを求めるのは酷だ。文学の世界で生きるたくましさは女のほうが上のようだ。男はひ弱だ。遠慮がちだ。もっと貪欲に谷崎のように求めなければならない。 でもどこの世界でも常識を身につけなければ楽しむこともあたわない。礼儀作法、道徳を身につけよう。そうするとプラスのストロークが流れ込んでくる。職場は大幅に改善された。良かった。長年の努力のおかげだ。嫁が欲しい。子供が欲しいと思った。苦労しても良いと思った。生きがいが欲しい。自分にご褒美をあげても生きがいにはならない。やっぱり子供の笑顔が欲しい。嫁のねぎらいが欲しい。もっと素直になろう。攻撃衝動が高まっても常識とルールさえ守れば大丈夫だ。 肩の力を抜いて楽にやってみよう。小説も楽に書こう。オニババ化してはならない。オニババ化しないためには世間の常識、礼儀作法、道徳を受け入れること、そうするとプラスのストロークが流れ込んで正気に戻る。それを抜きにして統合失調症回復は無理だ。
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