今朝はやっぱり早く目が覚めた。だんだん慣れてくるだろう。でも私の休みは悪いパターンに陥っている。誰とも仲違いして戻れる場所はない。自分は頭がぼけて何もできなくなっている。昼間寝ている奴なんていないだろう。起きていられない。寝てもいられない。 しんどい。耳鳴りのせいで夜寝られない。どうしてこうなるのか。風邪をひいて薬を飲んだのは悪くなかった。でも酒を飲んだのは悪かった。父は私よりよほど立派な人間だった。戦後の苦しい時期を生き延び、三人の子供を育てた。私はかなわない。立派な人物だった。こんなことに気付いたのは今頃のことだ。兄だって姉だって、子供を何とか育て上げた。私より立派だ。老いた母の面倒も見ている。余り親切にはしていないらしいが、何もしてやれない私は何もいえない。夜眠れるようになったらいいな。必ず眠れるようになる。また前みたいに11時まで眠れるようになる。風邪も治る。 しんどい。だんだんしんどくなる。どうしたらいいかわからない。今日はゆっくり過ごそう。私は統合失調症だ。自分に優しくしよう。風邪ひいてしんどい。風邪がずっと治らない。心身ともに絶不調だ。職場のことを考えると戻れるような気がしない。あまり考えないほうがよい。風邪ひいて風邪薬を飲むのは悪くない。耳がおかしくなって薬を飲むのは悪くない。間に酒を飲んだのは少し不注意だった。耳も鼻ものどもすっきり治ってほしい。心も落ち着いてほしい。原ザリの被害から立ち直ってほしい。 本当に恐ろしくなってきた。職場で私に好意的な人間はいないし、復帰できるような気がしない。9月になったら自動的に復帰するとしてもその後の苦労は想像するだけで恐ろしい。原ザリの被害の恐ろしいのは親兄弟含めて誰ともうまく行かなくなったことだ。それまではそこそこうまくいっていた。カウンセラーともうまくいっていた。上手にしゃべることもできた。それがここまで悪くなった。あいつの家族は全員精神病だ。人を精神病にするパワーがあるのだ。それからこれからやることが楽しいことは何もなくなった気がする。何をやってもこれから先楽しいことがないというのは絶望としかいえない。唯一の希望は薬を飲んでいて休んでいたら、原ザリ病からいつの間にか回復していることだ。そう信じる以外ない。自分が統合失調症だとしても、むしろその方があるカテゴリーに入るだけで希望が持てる気がする。 小説を書こうなんて体弱いからk1に出ようといっているようなものだ。止めておこう。少なくとも落ち着くまで。書くことの反作用とはこのことだったのではないか。書かなかったら原ザリとは会わなかったわけだし。息をするのもしんどいこの状況は何だろう。 自分が統合失調症という深刻な病だということを認めて、自分を労わらないといけない。必ず治る。医者の言うことを聞いて薬を飲んでいたら治る。 女に腹が立たなくなってきた。いいことだ。本当にかわいそうだと思う。憐れだと思う。私は発病以来、かわいそうとか哀れと言う感情が麻痺している。でも死んだわけではなく最近蘇ってきた。素晴らしいことだ。 耳が詰まる。薬は飲んだ方が良いだろう。
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