My Prime Day's
さとりん



 不倫の事情 〜亀裂編〜

Livraryに「えっちな気持ち【菜摘 ひかる】」更新。
菜摘ひかる最期のエッセィ。

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最近よくこんなメールをもらぅ。 

 
「興味があるんだけど・・・」 
 
「やってみたぃけど・・・」 
 
 
アタシ、興味があるんだけどやったことがなぃとか

行ったことがなぃとか、

そういうのよくわかんなぃんだよね。 


興味があるなら、

やってみればいぃだけのコトだし、

それで嫌ならさっさとやめちゃえばいぃ。 

なんで、とりあえずやってみなぃのだろうかと思うわけ。 

 
アタシは自分が興味あるコトは、

あんまし後先考えずにすぐやっちゃぅ。(友達はそれを発作と呼ぶ)
 
だからその分失敗も多い。

やらなきゃ良かった・・・

と本気で後悔したコトもあった。

 
ソレを押し付けるワケじゃなぃけど、

そういうやりたぃことがあるのにやらない人をみてると、

何外から眺めてわかった気になってんだよと本気で思う。


やりゃぁいぃじゃん。 やりゃぁよ。
 


好きなコト、やりたぃコトがあったらアタシはやる。 

イマイチだったら二度とやらなぃし

好きだと思ったらとことん極める。

いくらまわりが勧めても心を動かされなければ、

アタシは全くの無関心だ。 


 
なんつーかすげぇ極端なんだよね。

学校の成績だって数学だけみれば、

全国で100位以内。 

だけど国語とか社会だとかそっち系は見るも無残。

下から数えたほうが早かった。 


 
だから、こんなアタシに

「興味はすごくあるんだけど・・・」

という言い訳はこの際やめていただきたぃ。 


海外に興味があるなら、

ウダウダ旅行記なんて読んでなぃでさっさと行きなさい。

で、気に入ったならまた行けばいぃし、

なんなら住んじゃえばいぃ。 


ワインの世界に興味があるなら、

手近にワイン教室にでも通えばいぃし、

それでハマったら、

会社なんてさっさと辞めてソムリエにでもなりなさぃ。 


風俗に興味あるなら、

酔った勢いでもなんでも、

友達ひきつれて風俗誌片手に繁華街に繰り出してみなさぃ。 


 
「興味アリマース」はそれから聞く。


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「今日逢えるか?」 
 
 

仕事中にマサからメルが入ってきた。 
 
平日に逢うのは初めてだ。 
 
 

「平日だよ?大丈夫なの?」 
 
 

アタシがこんなふうにメルをした理由は2つ。 
 
1つは、もちろんマサの家族が理由。 
 
そしてもぉ1つは、 
 
彼は朝の3時から仕事が始まるからだ。 

 
 
「大丈夫だよ。仕事終わったら家に行くよ」 
 
 
ヒロには適当に理由をつけ、 
 
アタシはマサが来るのを待ってた。 
 
 
夕方6時をまわった頃、マサが到着。 
 

 
「どうしたの?平日に珍しいね」 
 
 
「毎日逢いたいんだ」 
 
 
「え?会社で逢ってるじゃん。笑」 
 
 
「いや、社外で・・・」 
 


 
それから、マサとは毎日のように逢った。 
 
 
マサは仕事が終わると一旦家に戻り、 
 
晩御飯を食べてアタシの家に来る。 
 
そして、近所の広場に車を停め、 
 
朝の2時まで喋る。 
 
アタシは家に帰り、 
 
マサはそれから会社に行くのだ。 
 


 
こんな生活を毎日毎日繰り返していた。 



マサは、まるで独身者のような振る舞い。

頭にちゃんと置いておかなかれば、

彼が既婚者だってコトを忘れてしまぃそうになるくらぃ、

自由に見えた。
 


そしてヒロは相変わらず誘ってはくるけど、 
 
次第に何も言わなくなっていった・・・。 
 
 




そんなある日、 
 
いつものようにアタシが身支度を整え、 
 
家から出ようとするとヒロからの電話が鳴る。 
 

 
「もしもし?」 

 
「おーもしもし?コレから逢わん?」 

 
「う〜ん。。。今日はもぉ遅いから無理。眠いし」 

 
「そっかー、じゃまた明日なー」 
 


 
そんなやりとりをアタシは自宅の玄関でしていた。 
 
携帯を切ったあとしばらくその場で考え、 
 
そしてアタシは庭に停めてある車に乗り込んで 
 
家を後にした。 
 
 
どれくらぃ経った頃だろうか、 
 
ヒロからメルがきた。 




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ヒ ロ・・・・


ア ナ タ ハ 、イ マ ド コ ニ イ ル ノ ?








2005年09月29日(木)
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