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憂いの泉
イズミ
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2005年10月15日(土)
もう一度再生へ。


いつまでもへこんでるわけにはいかないので、
自分を再生させるために、また歩みを進めなければいけません。

早起きして、1日3食を自炊して、アイロンもかける。

食べていくためにバイトを探す。

決まるまでもぐうたらしない。

今しかできないことをしよう。

作曲する。

ゆっくり散歩する。

彼女にお弁当をつくってあげる。

図書館からCDを借りてきてデジタルオーディオにコピる。

たまってる小説を読む。




彼女は、私が物書きに向いているかもしれないと言いました。

話し方が理論的でわかりやすくて…と言ってくれたけど、
たぶん、最近彼女に「ノルウェイの森」とか「花の降る午後」とかの
小説を貸してあげて、それについて話すことが多いから、
感覚的にそう思ってるのかな。

小説に限らず、物書きって大変な才能を要する仕事だと思う。

会社のメールの文章とかこの日記とかでも、
「…だと思う。…だと思う。…だと思う」みたいなふうに
同じ言葉が続かないように気を遣ったり、
それでいて、言葉の持つ正確な雰囲気をきちんと捉えて、
読む人が読みやすいように、誤解を与えないように
言葉を選ばなきゃけない。

「あちらが立てばこちらが立たぬ」みたいな不都合に
無数に出くわしたりなんかして、
ただ自然に読ませるためだけにも非常に芸術的な繊細さをもって
組み立てていかなきゃ成立しない感じがします。

それを踏まえながら伝えたい内容を文脈立てていくわけだから、
ライターにしろ小説家にしろ文章を書く人はすごいなぁと思います。





エンピツ