私の雑記帳
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ピアノ発表会の総練習があり、先生(友人)に「お母さんも聞きにきてね」といわれたので行ってみた。 中学生以上はみんな部活もあるし勉強もあるしで、なかなか練習できないのはわかる。発表会に出ない子もいるから、出ようというチャレンジ精神はエライと思う。上手な子も部活が忙しくて練習できていないのがありありとわかる。みんなピアノの練習に割く時間がどうしても少ないんだと思う。 うちの長女は先生の娘さんと同じ高1で、最年長の部類になるが、全然練習できていないので(確かに学校が忙しかったのだが)、どうなるかと思ったがここ数日少しは練習したらしく、弾けないということはなかった。 でももっと練習して仕上げてくれたら、と毎年思う。 中3であまり上手ではない子がいるが、今年は英雄ポロネーズを弾くという。もちろん簡単に編曲してあるものだが。それにしてもひどかった。知らずに聞いたら何の曲かわからない。たどたどしく、一小節づつ弾いてる感じ。そもそも上手ではないのになんでこんなに難しい曲を選ぶのか?(先生があてがったとはとうてい思えない。自分がやりたいと言ったのだろう)、そして、上手下手の問題以前になんでもっと練習してこないのだろう?気が強い子なので、弾く前から「もう嫌だ〜」とふてくされていたが、圧倒的に練習量が足りないのだ。あと5日で弾けるようになるとは思えない。何を弾こうと自由だけど練習できないのなら、もう少し簡単に弾ける曲を選ぶとかなにか対処法はあったはず。あれで恥ずかしくないならべつに他人がどうこう言う問題ではないけれど、絶対に本人は嫌な気持ちでいるのがわかる。 昨年も同じような失敗をしているのだ。現実から逃げていてはダメだと思う。練習すれば無理ではなかった楽譜だとは思うので、練習から逃げたことが一番の問題。練習しなくて弾けるわけがない。でもよりにもよってショパンとか選んじゃうところが、怖いもの知らずだと思う。そういう子に限って「子犬のワルツ」とか嫌がるんだよな、幼稚な曲だと思って。 私はその子が苦手なので話しかけたりしないし、関係ないんだけれど、どうしてそう背伸びをするのかちょっと気になった。 人のことより、うちの娘もぜんぜん仕上がっていない。気をつけて弾くポイントはいくつもあるのに、練習しないで平気でいる神経がよくわからない。 「糠に釘」「のれんに腕押し」といったことわざが浮かんでくる。
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