けだるい朝の 空気の中で
私は、のろのろと ベッドから下りた
白いレースのカーテンごしに
窓から やわらかい朝日が 差し込んでいる。
突然、携帯の着信音が鳴った。
電話の声は、亀子だった。
亀子 「先輩〜!! 起きてます?」
あみ 「何よ?」
亀子 「今日 部活あるんですよ。」
あみ 「聞いてないよ。 エイプリルフールなら やめてね。」
亀子 「違いますよ 昨日 急に決まったんですよ。」
あみ 「あっそ、じゃ今日 私は、お休みだから。」
亀子 「ダメですよ。」
あみ 「何で?」
亀子 「そう言うと思って今、先輩の家の前に いるんですよ。」
ぬ、ぬぁんですってぇ〜!!
この時 私は、自分の行き先が 見えなくて
自分自身の 気持ちさえも
真っ直ぐ 見つめる勇気がなかった。
私は、一体 誰の為に 生き
これから、誰の為に 生き続けて行くのか。
傷つき 追われて
明日が来る事さえ 信じる事ができない。
私は、私で在り続けたい。
だけど、そんな私を あざ笑うかのように。。。。
ヘラヘラしながら、亀子が突っ立っている。
やりきれない 時を数え
逃れない 闇の中で
今日も私は、途方に暮れる。
一体全体 春休みとは、何なのか。
この地球を 転がしている人は、誰なのか。
そんな事が、いつか心の中で 感じ解りたいよ。
私は、哀しみを 胸に抱いたまま
この冷たい街を 亀子と走り続けた。
そして、学校へ行くと。。。。
(/゜□゜)/ 誰もいなひ!!
部長に電話して、聞いてみると。。。。
あみ 「今日 部活ないの?」
部長 「先生の都合で なくなったよ。 連絡網 回ったはずだけど。」
(/゜□゜)/ 回ってなひ!!
ヒュルリ〜ラ ヒュルリ〜ラ。。。。
次回予告 恐怖!!
亀子に おそいかかる
暗闇に光る 見えない太陽の巻き
乞御期待!!
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