生きてくって事は、
多分、真っ暗な夜の中を、手探りで 駆け抜けるようなモノだと思う。
まわりは、何も見えない。
だから、つまずく。
あちこちぶつかって、傷だらけ。
も〜 私ったら、傷だらけだも〜ん。
まさか、あの亀子の頭が いいだなんて、思ってもみなかったよ。
だけど、くさくないですか!?
亀子の、嘘かもしれないですよ。
だって、亀子の頭が いいなんて、考えられない事だもん。
物凄く、ろくでなしじゃないですか。
私は、何度 心で泣かされたか しれないんですから。
だから、ホントの事を知る為に 亀子の友達の虫子に 聞いてみる事にしたのです。
あみ 「ねぇ 亀子って 頭いいの?
虫子 「いいってもんじゃないですよ。クラスでは、コンピューターって あだ名ですから。」
コンピューター!?
マジ!?
何で今まで黙ってたんだよ。 水臭いよ 虫子。
全然 知らなかったぢゃん。
あみ 「亀子が来年 ○○高校 受験するらしいよ。 知ってた?」
虫子 「マジですか? 私も来年、その高校 受験しようと思ってるんですよ。」
にゃんで?
まさに、にゃんで?
あみ 「虫子は、止めた方がいいよ。」
虫子 「何でですか?」
あみ 「あそこは、レベル高いってよ。」
虫子 「だけど、私の成績だったら 余裕ですから。」
余裕?
それは、マジですの?
あみ 「どんだけ 余裕ですの?」
大丈夫 過ぎです。
てか、私が危ないです。
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