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2005年11月27日(日) |
dis communication |
結局、御主人様の放置は続いている。 もてあます被虐願望は、とりあえずEに向かう。 噛み付くのが好きなEに、血がにじむほど歯を立てられた乳首がまだずきずきする。 長いこと吊られていたから、二の腕にも縄のこすれた痕がくっきり、ノースリーブを着なくてもいい季節になってよかった。 女の人の舌は、なんであんなに柔らかくてなめらかなんだろう。大きさも口の中でちょうどいい。 Samの舌は大きくて強引、御主人様のは・・・キスしてもらったことがないから、わからない。
もう半年も前に気まぐれで登録したSM出会い系サイトを見た男性からメールが来た。 なんでどいつもこいつも二言目には「信頼関係」という台詞を持ち出すのか? SMに信頼関係が不可欠、というのは、セックスに愛が不可欠、というのと同じだと思う。 SMクラブやソープが存在するということは、どちらもお金で代替できる程度のものだということだろう。 信頼関係がなくてもSMはできる、よほどの性格破綻者とでない限り。 「もっとよく話をして、お互いを理解しあって信頼関係を云々」 うんざりなんだよぅ。
多くの場合、言葉はコミュニケーションを避けるために使われる。 本来は逆なのに。 心の奥底をさらしたくないから、どうでもいいことをだらだらと話し続けて、お互いに何もわかっちゃいないのにわかったような気がして満足する。 言葉で理解できるはずもないんだけど。 誰かが歌っていた、「俺の言葉はただのセックス、イッて済ませるただのセックス」。 Samとあれほど言葉を尽くしてわかろうとしたにもかかわらず、最後まで交わることができなかった気持ち。 言葉に意味を求めない今の方がずっと快楽に忠実でいられることに、Samだって気づいてないはずはない。 御主人様とだって、Eとだって、私の本当の気持ちをむき出しにして対峙することはできない。
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