過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
Samのペニスが勃ちが悪くなった。 SMをしないでセックスだけの関係になってから4ヶ月。 「なんか、バリエーションがつけられなくて、自信ないんだよ。」とSamは言う。 ペニスを使わなくても私は充分快楽を得ることはできるけど、男性であるSamにとってそれはただの奉仕でしかない。 奉仕するのが好きなSamだから、勃たないままのペニスを気にせず私をずっと弄り続けられるのだろう。
男は大変だ。 自分の意思ではどうにもならないのって、ほんとにどうしようもないだろうから。
「インポになったら、ほんとに俺なんか『役立たず』って捨てられちゃうな。」 軽い口調でも、本気で不安がっているのがわかる。
それが絶対必要ではないけれど。 実際、Samのセックスは自分が卑下するほど悪くはないのだ。 上等な部類に入る、と思う。少なくとも私にとっては。
SMなら自信を持ってできる、というのがSamの言い分で、だからもしかしたらSMしたいがための方便なのかもしれない。 まぁ、十代からSMしかしてこなかったSamだから、セックスに自信がないのもSMしたくて仕方ないのも理解はできる。
御主人様からは短いメールがようやく来て、来週いっぱいは忙しくて逢えない、とのことだった。 御主人様にとっての私は、ただのプレイ相手なのかもしれない。 奴隷と御主人様、という繋がりなんかではなく。 精神的な繋がりがないのなら、御主人様に執着する必要はない、と思うようになってきた。 プレイだけを楽しむ、ということならば、独身で私を第一に考えて私の好みも限界も熟知しているSamとするほうがずっといいのだ。
あとは、Samに対する私の気持ちをどう整理するか。 それだけ。
でも、ずっとSamのペニスが勃たないままだったら、やっぱり嫌だなぁ。
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