過去の日記
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2006年03月17日(金) 距離の必要性

先日、Eが縛りと吊りの練習をしたいというので縛られ役を引き受けた。
日常でプレイする場合、吊りまですることはあまりないから(技術的なものと、設備的な問題。鴨居のある和風のホテルも減ってしまったし)結構私も楽しかった。
でも、ショー用の吊りとプレイ用の吊りはちょっと違うなぁ。
ショーの吊りは、見た目もきれいだし体への負担も比較的少ない。吊るのが目的の吊り。
プレイだと、吊るのが目的ではなくて、吊ってからどう責めるか、または吊り自体がしんどくて責めになるか。
Samも吊りはするけど、Eのとは全然違う。


Samが週末だけ通ってくるという生活も、気がついてみればもうずいぶん長くなった。
一緒に住んで、四六時中顔を突き合わせていた頃よりも、居心地がいいのが皮肉だ。
なにより、私の精神状態が格段によくなった。
多分、私は奴隷体質ではないんだろう。残念なことに。
心身ともに依存するよりも、自分の生活や精神を自分のものとして持った上で、Mとして相手に構われていたいだけだ。
私に限らず、不倫だとか遠距離だとかの、何らかの障害や距離があるほうが関係は盛り上がるし長続きするんじゃないかと、周りを見てて思う。
恋愛の結晶作用じゃないけど、過剰に満たされているよりは、いつも足りなくて少し飢えているくらいのほうが、相手を実際よりも美化というか理想化できるものだし。
それはSamにも言えるようで、会えない平日は、週末私をどんな風に責めるか、どんな風に縛るか、そんなことを考えては楽しんでいるらしい。
そして、以前ならあまり私の体に痕を残すのをよしとしなかったのに最近は色んな痕や傷を残すのも、会えない間自分の痕跡を残しておきたい、縄張りを示しておきたいという、以前はなかった感情からなんだろう。
おかげで私の体は、常に赤や紫や黄色の模様が絶えることがないわけだが。

欲しい、と思うことは大切。
お腹が空いてないと、どんなご馳走もおいしさは半減する。






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実は私、オナニーが苦手なので。
その話はまた今度。





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