製作年 1973年 製作国 米 監督 ジェリー・シャッツバーグ 出演 ジーン・ハックマン アル・パチーノ
【あらすじ】
6年の刑期を終え出所してきたマックス(ジーン・ハックマン)と 5年ぶりに妻の元へ向かうためヒッチハイクをしていた元船員の ライアン(アル・パチーノ)が路上で出会う。 二人は行動を共にするようになり、次第にお互いの絆を深めていく・・
この映画はアメリカンニューシネマに分類される映画のようです。
アメリカンニューシネマとは60年代後半、ハリウッドの勧善懲悪大作主義に
反抗する流れとして生まれた映画のことだそうです。
(お金はかけず、有名な役者を使わず、リアリティの追求、斬新な映像など)
無骨なまでにけれんみのない映画でした。
色彩があるわけでもなく、音楽があるわけでもなく
ただリアルな感情を突きつけられる感じで
気力がないとなかなか受け止めきれません。
やるせなさと切なさで一杯です。
なーんて、けれんみが無さ過ぎて見てる途中、何度か睡魔に襲われました。
ついでに言うなら、主演のジーン・ハックマンとアル・パチーノを
「誰や?このオッサンとにいちゃんは」と思いながらずっと見ていました。
この手の上質とされる映画に対して、こういうこと告白するのって
結構勇気がいります。(^_^;)
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