製作年 1931年 制作国 独 監督 フリッツ・ラング 出演 ピーター・ローレ オットー・ベルニッケ グスタフ・グリュンドゲンス
【あらすじ】
連続幼女殺人事件の犯人割り出しに必死の警察。 裏街道に生きる人達は、連日の警察の大々的な捜査のとばっちりを受け 「仕事」もままならない状態に・・・ これではやってられないと警察の犯人逮捕に半ば仕方なく協力する。 そして、ついに犯人を追い詰め、模擬裁判を開き犯人を激しく糾弾する 裏街道の住人達だったのだが・・・
時を同じくして別々の場所で別々の人達の物語(?)が
同時進行する映像の見せ方がかっこいい。
ハッキリした主役が不在なまま物語が進んでいく所が新鮮に感じました。
最近多発する幼児誘拐殺人事件に見る問題点を、そのまま浮き彫りに
したような映画でした。(異常性癖者が犯罪を犯した時の刑の有り方など)
語弊のある言い方かもしれませんが、あまりにもタイムリーで話の内容に
古さを感じませんでした。というか、人間は同じことを繰り返してるんですね。
最近見ているモノクロの映画は、BSで録画してあったものなんです。
ずいぶんほったらかしてあったのに、カビも生えず丈夫なビデオテープでよかった(笑)
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