2010年08月11日(水) |
『ショコラ』 「赤いくつ」 |
『ショコラ』Chocolat 2000年 ラッセ・ハルストレム監督
村に訪れた「よそ者」である母娘によって閉鎖的な村の人たちの
心が開放されていく。
その象徴として物語のモチーフになっているのがチョコレートだ。
良い物語だなあと思う。だけど、その良さをこの作品が
表現し尽くしているかといえばそうは思わない。
もうちょっとやりようがあるのではないか。
リアリティに比重を置くのか、童話チックな方向に比重をおくのか
ちょっと曖昧だと思う。双方の都合の良い所取りをしているせいで
芯がぶれてしまっているように感じる。
細かい事を言えば、母と流れ者のジョニー・デップが恋に落ちる
説得力もイマイチかなあと思う。
もっとベストな作品に成りえたのではないかと思う。もったいないなあと思う。
アンデルセン「赤いくつ」
久しぶりに青空文庫を開いて、何とはなしに冒頭のあ行に目が留まり
アンデルセンの「赤いくつ」を読んでみることにしたのだ。
かつて読んだことはあるはずだ。
こんな怖ーい話だったとは記憶になかった。
童話の示唆?比喩?暗喩?は怖い。不気味。
しかし、それが真実を、核心を突いているのかもしれないと思う。
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