おうち鑑賞

2010年08月19日(木) 『我が家の楽園』 『ミス・ポター』


『我が家の楽園』You Can't Take It with You 1938年 フランク・キャプラ監督


結婚を反対していた婚約者(彼)の父親(立ち退きを迫っていた社長)が

突然いい人になってハッピーエンドに持ち込んだように見えなくもない。

他の作品では、もっと結末の転換(逆転)に説得力を感じて見たので、

余計そう思ってしまったのかもしれない。

だけど、どこかおとぎ話チックに描かれた家族の関係はハートウォーミング。

物語の本質を考えると、そういう多少腑に落ちない結末でもありかなと思う。

舞台を映画化した作品だっけ?

だとしたらこうなってしまった(?)ニュアンスはわかる。








『ミス・ポター』Miss Potter 2006年 クリス・ヌーナン監督

再見する。

この作品を再見するとは思ってもみなかった。

きっかけは『ベルベット・ゴールドマイン』で見たユアン・マクレガーだ。

全裸で、下半身露出して、舌出して、中指立てて、跳んで、跳ねて

歌い狂っていたユアン・マクレガー。

ふと先に見た『ミス・ポター』を思い出す。

どこか風変わりではあるけれど、線の細い物静かな出版社の三男坊を演じていた。

それもユアン・マクレガーだったよな?と。同一人物なのだよな?と。

面白い味のある俳優さんだ。

役柄の幅を知った上で『ミス・ポター』を見ると演技の幅の広さや魅力がわかって尚面白い。

作品自体も味わいのある佳作だと思えた。

初見の時は、鼻くそをほじりながら見るぐらいの勢いだったのに

再見した時は泣いた。

この作品の視点が曖昧だという考えに変わりはないけど

作品全体を包む雰囲気はその欠点を補う・・・とまではいかないかもしれないけど

心の琴線を揺らしてくれる。

初見の時の鼻くそをほじっていた自分は何だったのか。

と思う。








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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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