2010年08月30日(月) |
『ユージュアル・サスペクツ』 『悪魔にくちづけ』 『苺とチョコレート』 |
『ユージュアル・サスペクツ』The Usual Suspects 1995年 ブライアン・シンガー監督
ダビングしてあったビデオを見る。
『ユージュアル・サスペクツ』と『トレインスポッティング』を間違えて記憶していた。
『スラムドック$ミリオネア』の日記に
〜『トレインスポッティング』同様に感情が中に入り込めず上滑りする感じで見た〜と書いたが
『ユージュアル・サスペクツ』の間違いであった。
『ユージュアル・サスペクツ』に対する感じ方は上と変わらず。
ずいぶん前に見た印象と同じく、感情が中に入り込めず上滑りする感じであった。
かなり評価が高い作品のようだがよくわからない。
サスペンス的な謎解きに視点を置いて見ても
別にびっくりするような設定ではないし
むしろ何が言いたい作品なのだろうと疑問に思ってしまう。
ただ『L.Aコンフィデンシャル』や『アメリカン・ビューティー』で
ケヴィン・スペイシーを見た上での再見なので
ケヴィン・スペイシーに注目して見る面白さはあった。
再見の一番の意義はそこだった。
『悪魔にくちづけ』The Serpent's Kiss 1997年/英=独=仏
ユーズドDVDを購入する時に、ショップののキーワード検索で
この作品のDVDが新品の低価格で検出されたので
ユアン・マクレガーが出演していることから購入してみた。
箸にも棒にも掛からない作品に出会った。めったにないことだ。
後から分かったことだが、先に見た『ユージュアルサスペクツ』の製作チームが
この作品を製作したのだそうだ。偶然にも系統だった見方をしたのだ。
何の話かわからない、という印象に尽きるのではるが
物語の進行とは全く関係ないシーンながら(だから構成的にはダメなのだが)
すごく魅力的だと思うシーンはあった。
冒頭、ユアン・マクレガーが「ベルサイユのばら」のオスカルみたいな
かつらをかぶった時は、何だか腹の底から可笑しみがこみ上げてきてしまった。
のぞいたレビューの中に、なんかずれてる。ユアンのづらと同様に。
みたいなコメントがあったが、ホントにそうだと思える。
『苺とチョコレート』 再見する。
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