2010年10月21日(木) |
『モーリス』 『いつか晴れた日に』 |
『モーリス』
再見する。
昨日の今日の再見なので心奪われ状態で見る。
腑抜けであり唐突に恋に落ちた状態。(タイプしていてはずい)
『いつか晴れた日に』Sense and Sensibility 1995年 アン・リー監督
アン・リー監督作品は気がつけばほとんど見ている。
自分であまり意識していなかったのだがアン・リー監督は好きらしい。
『いつか晴れた日に』はジェーン・オースティンとヒュー・グラントの検索で先に引っかかった。
アン・リー監督作品と知って見たい気持ちが余計高まっていたのだが
アマゾンでずっと品切れ状態だった。入荷を知ってDVDを購入。
先に見ている『エマ』や『プライドと偏見』の印象がオーバーラップする。
同じジェーン・オースティン原作の作品を別の角度、別の切り口で見る面白さがある。
『いつか晴れた日に』の人物や背景は、ある意味粗野で現実味のある
リアリティを感じさせるものだった。
ケイト・ウィンスレット演じる次女のマリアンヌに思いを寄せる
ブライドン大佐を見ると、どうしてもハリー・ポッターシリーズの
スネイプ先生の印象の方が勝ってしまう。アラン・リックマンという俳優さんだったのだ。
『高慢と偏見』は未見だけど、コリン・ファースがダーシーをいかに
演じているかは想像できる。(たぶん見たら骨抜き状態になると思う。)
やはりジェーン・オースティン作品のこのポジションの登場人物を演じるなら
コリン・ファースが一番のはまり役ではないか?
あくまでジェーン・オースティンの小説の登場人物を体現するという意味で
『いつか晴れた日に』ではスネイプ先生ことアラン・リックマンの存在が
最善だと思う。
たぶん噛めば噛むほど味が出る系(面白さを発見できる)作品だと思う。
時間を置いて再見する。
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