あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


動物みたい。
2006年09月05日(火)

寝ぼけ眼で見つける、朝方、華の顔。
両手を広げて、おいでおいでを繰り返すと、華は意地悪をして、近付いてこない。
手の届かない、それでも見える場所に座って、あたしのことを笑っている。



今朝は、何だか本当に寝ぼけていて、ついつい、華の手を掴んで引き寄せてしまった。



↑コメント変わります↑


「朝から元気だね」って、華が笑う。

あたしは泣きそうになりながら、華に縋っていた。
珍しく、何度も、何度も繰り返して名前を呼ぶ。
名前を呼ぶ声も、まともに響かないぐらい、あたしは寝ぼけていた。
何よりも、寂しかったんだと、思う。

よくわからない。自分。

よくわからない。



気分を上げてみたり、落としてみたり。
笑ってみたり、泣いてみたり。

季節の変わり目は、天気も変わりやすい。
あたしの天気は、いつだって移り気なんだ。



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