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華と電話をしていたら、無性にしたくなって。 ちょっとセクシャルな嗜好の話になった。 まあ、要するに、セックスに関する好みの問題だけれど。 好き嫌いはあると思うのね。 華はご奉仕したいタイプ。 上位に立つと言うよりは、尽くすことで満足を得るタイプ。 あたしに触られるのを嫌がることの方が多い。 あたしは悪戯が好きだし、何よりも共有したいと思うから。 でも、考えてみればあたしは、奉仕される方が好き。 めちゃくちゃに虐められるのが好き。 思うがままにされるのが、たまらなく好き。 割れ鍋に綴じ蓋だと、華が笑った。 うわー、すごいこと言ったね、華。 でも否定はしないよ。 我ながら、そう思うもん。 あたしの色情狂振りは、自分でも驚く。 発情期の動物みたい。 ねぇ、明日は少しでも会えるのかな。 あなたが宥めてくれなくちゃ、あたしはダメなんだから。 そういう風に、あなたがしたんだから。
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