あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


喧嘩をしてから。
2007年04月15日(日)

華の癖が、少し変わった。
というよりも抱きしめ方が変わった。

会うたびに、飼い主を見つけた犬みたいに情けない顔をして寄ってきて、ぎゅうっと抱きしめるのがいつもなんだけど。


↑コメント変わります↑


まぁ、理由は分かってるし。
そうしたいのも分かるけど。
あたしの身にもなってよぉ……。




縋り付くこの、額とか、瞼とかに、たくさんキスをしてあげて。
ここにいることを教えてあげる。
あー、馬鹿な子。この子、ほんと馬鹿だ。
可愛くて仕方ないじゃないの。

アリもしない尻尾が見えてしまう。



可愛い、可愛い、あたしの華。
でも、可愛いだけで生きて行けたら、そんなに楽なことはない。
抱き返しながら、そんなことを考えているあたしは、ちょっと酷いやつだ。かなり現実主義だ。

ねぇ、華。あたしの可愛い子。
いつまでも尻尾を振ってるだけで、繋ぎ止めていられると思う?




今は誤魔化されてあげるけどね。


↑コメント変わります↑

それぐらいしたってバチは当たらないと思うんだよね。



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