あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


揺さぶられる、もの。
2008年02月06日(水)

学生の頃に読んだ漫画の、続編を買ってきた。
懐かしさと同時に、一つの感情も思い出す。



ああ、人を好きになりたいなァ。
苦しいぐらいに焦がれたいなァ。



そんなことを思っていた、昔のあたし。



そして、華を思い出す。
大事なあの子を思い出す。

どうして、愛してるよ、と言いたい時に、あの子はいないんだろ。
だから、滅多に口に出せない。
言いたいのに。
言葉が込み上げてきて、音になるのに、
受け止めて欲しい相手は、いない。
会えない。
そばに、いられない。

愛してるよ。
愛してるよ。

届かない、音で。











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