My life as a cat
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2003年11月28日(金) 過酷なサイクリング

運動不足解消のためにサイクリングに出かけた。30分くらいかけてシティへ行き、バブルティを飲んで休憩して引き返すというのがいつものパターン。行きは風もなくスイスイ進んで、あっさりシティに着いた。

いつものお店で休憩しているとマレーシア人の男友達アレックスが中国系の女の子と一緒に歩いて来た。彼に会うのは半年ぶり以上。「わー久しぶり」と言いながら近況を話し、そして彼の連れにも"Hello"と言うとツンと横を向かれた。不穏な空気が流れていた。小さな声で彼に"GF?"と聞くと首を横にふる。ただの友達だという。そのうち彼が「昼ごはん食べた?良かったら一緒にどう?」などと言い出したが、その背後にある彼女のつり上がった目を見てしまい遠慮した。その後歩いていたら無言で昼ごはんを食べている彼らを見かけた。よく喋るアレックスが女の子と向き合って無言だなんてただごとならぬ事でもあったのかと人事ながらドキドキした。

そして帰りは地獄だった。パースは午後から風が強くなる。しかも向かい風。半分きたところでばててしまった。強い陽射しに照り付けられ、心身共に疲弊してとてもネガティブな感情が沸いてきた。「あぁもうわたしは若くないんだ」「どうしてこんなに体力ないんだろう」などなど。同じようにサイクリングやジョギングをしている欧米人はたくさんいてどんどん抜かされていく。しまいには「あぁわたしはサイクリングもろくにまっとうできない駄目人間だ」とまで思ってしまった。←かなりイカれている。けれどそれくらい疲弊していたのだ。家の屋根が見えたときには安堵のあまり泣きそうだった。

勉強になった。パースの風を甘く見てはいけない。


Michelina |MAIL