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My life as a cat DiaryINDEX|past|will
女性のみざっと40人のこの部署に新しく男性が一人、しかもアシスタントとして入るという。彼が来る前からちょっとした話題になっていた。司法試験の為に勉強中なので短期のお小遣い稼ぎというところらしいので彼的にもあまり選ばなかったのに違いない。アシスタントの仕事というのはコピーをとったりという雑用なので日中頭を使わずに、その人の脳の働きが低下して司法試験に落ちてしまうのではとか、いくら男女雇用機会均等法などといえ、若い女性に使われることに耐えられるかなどとみんな心配していた。そしてその本人が今日ご登場。これが想像とかけ離れていてちょっと面食らった。みんな同じ事を思ったに違いない。背がとても高くてスタイルがよく、こんがり日焼けしていて茶髪。街ですれ違って職業を当ててくださいと言われたら「ホスト」と以外答えようのない雰囲気の男の子だった。が、とても素直そうな人でランチもちゃんとみんなと仲良く女性陣の輪に入って食べていた。みんな「あんな図体のデカイ男に"コピー1枚とって"とかちょっと頼みにくい」と言いつつも「美白が命」の女性陣は隣のビルにお遣いに行くのがあまり好きではないのでしっかり「既にこんがり焼けたアイツに行ってもらおう」と企んでいるのだった。
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