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朝は忙しい。自分のシャワー、ロクちゃんのお風呂、クロちゃんのごはんとトイレ掃除、洗濯。ここまでしてやっとありつく朝のカフェの美味しいことよ。今日は引越し疲れを労うつもりで、たまにはいいじゃんね、と母が送ってくれた冷凍庫のかつおぶしをだしてきた。一袋をクロちゃんと半分こする。わたしは梅おかかおにぎり。かつては毎朝こんな調子だったのに、今では美味しい海苔、梅なんかはなかなか手に入らない貴重品。日本食こそヘルシーという意見には賛同しないけど(砂糖をたっぷり使った甘い味付けが多いし、塩分も高め、今ではあらゆる食品が添加物や化学調味料まみれだし)、ロクちゃんに食べさせたいのはやっぱりこんな食事。
新居は一目惚れで購入したのだが、自分の物になってもやっぱりとても良い。快晴の朝、バルコニーで鳥のさえずりを聞きながら摂る朝食の贅沢なことよ。不動産屋に紹介されたプール付き、ジャグジー付き、バー付き、沢山の寝室、広い庭とかの"贅沢な家"は沢山あったけど、そういうのには興味が持てなかった。優しく射し込む陽だったり、鳥のさえずりが聞こえることだったり、隅々まで家族の声が届くことだったり、自分にとっての贅沢を与えてくれる家に巡り会えたことは幸運だった。