歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2006年12月24日(日) 日記再開を待っていますよ!

先日、ある日記が諸事情によりしばらく休止するというアナウンスがありました。僕自身、愛読していた日記で、僕が目標としていた日記でもありました。その日記の管理人であるSさんとは付き合いが長かっただけに余計に僕はショックでした。


日記を書き続けることは思いのほか大変なことです。まずはネタさがしが一苦労です。ある程度ネタが思い浮かぶ場合はいいのですが、日記を書き続けているといつの間にか思いついたネタは枯渇してくるもの。結局、日常生活のいたるところにアンテナを張り巡らせ、ネタを探すという生活になってしまいます。

ネタがあったとしてもそれが日記にできるかどうかというのも問題です。あまりにも政治的、社会的、宗教的に微妙な問題である場合、日記の表現には大変気を使わざるをえませんし、場合によっては書き上げた日記を公開しないこともあります。

日記を書き続けていてつくづく思うのは、日記を書く時間を確保することの難しさです。僕も仕事や日常生活の合間をぬって書いているのですが、場合によっては睡眠時間を削って書いていることもあります。これがいいのかどうか悩みながらも書いているのが実情です。

愚考するに、最も大事なことは日記を書くことができる精神状態ではないでしょうか。僕がこれまで4年5ヶ月書いてきた経験では、日記を書き続けるには日常生活の安定が欠かせないと思うのです。何かに追い込まれていたり、精神的に不安定な場合、書き上げた日記は読むに耐えるものではないように思うのです。ネタも思い浮かびませんし、文章にまとめることもできない。日記を書き上げたとしてもその出来は満足のいくものではない。ある程度読者ができてくると、読者の方に不快な思いをさせたくないという気持ちも強くなります。そのためには、自分が不快な思いをしていないことが大前提だと思うのです。まして僕はプロの物書きではありません。あくまでもアマチュアですから、精神的余裕がなければ日記を書き続ける自信がありません。

日記書きの中には自分の精神安定の維持のために日記を書いている人もいます。

”日記は所詮自己満足なんだから、読みたくない人は読まなくていい。読む人だけを対象にすればいい。”

かつて日記書き仲間と呑み会をしているとこのような意見を言う人がいました。一理あると思います。けれども、僕ならできるかどうか?小心者の僕ならば、おそらく日記を止めてしまうかもしれません。


日記を休止する日記書きSさんには人に言えない事情があったようです。ただ、Sさんは日記を休止するとは書いていても自らのサイトを閉鎖するとは書いていません。Sさんを取り巻く諸事情が解決し、解決とまではいかなくても少しでも状況が改善し、一日も早く日記を再開することを僕は祈っています。

Sさん。Sさんは繊細な人だからきっと今はパソコンの電源も付けずネットからも離れていることでしょう。そんなSさんにここに書いた僕の思いを伝えることは難しいかもしれませんが、一読者として、大切な友人として、日記再開を待っていますよ!


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