2009年05月19日(火) |
マッキントッシュパソコン廃棄 |
今から16年前、僕は某大学の大学院に在籍しておりました。今と違い、ずっと大学の研究室で仕事をしていたのですが、その際、購入したパソコンの一つがマッキントッシュのパソコンでした。当時、98と呼ばれるNECのパソコンが主流を占める中、非常に使い勝手が良いということで大学の研究者の中で大変人気があったのがマッキントッシュでした。当時、僕の大学院の先輩が使用していたのですが、その便利さに僕は直ちにマッキントッシュのパソコンを購入することを決めたくらいでした。そして、初めて購入したのがパワーブック145B。トラックボールがついたノートブック型パソコンで画面は白黒だったのですが、研究室でも自宅でも使用できる便利さが重宝しました。 その後、マッキントッシュパソコンは僕の事務作業ツールの一つとなりました。LC630、パフォーマ5430、そして、モニターが付いたiMac。僕はずっとマックユーザーだったのです。
ところが、時代はウィンドウズ全盛時代。ウィンドウズ95の登場とインターネットの普及からウィンドウズパソコンが主流となりました。僕の仕事においても仕事相手がほとんどウィンドウズパソコンを使用することから僕もウィンドウズパソコンを使用することにならざるをえませんでした。歯医者さんの一服もウィンドウズパソコンを使用してサイトを開設し、日記をアップし続けてきました。今では完全なウィンドウズパソコンユーザー。
それでは、以前に使用していたマッキントッシュパソコンはどうしていたかといいますと、ずっと自室に放置しておりました。データは全てバックアップを取っていますが、今となっては使用することはなく埃まみれなっていたわけです。 ただ、いつまでも放置しておくと自室が狭くなり仕方がない。僕は一念発起し、マッキントッシュパソコンを廃棄することにしました。
最近のパソコンの廃棄に関しては、パソコンメーカーが回収する義務があります。資源有効利用促進法という法律で決められているそうなのですが、ただ昔のパソコンに関しては有料で回収するとのこと。僕が使用していたマッキントッシュパソコンはいずれも無料回収の対象ではなく、合計で15000円程度の有料回収になるということなのです。 思わぬ出費ではありますが、いつまでも放置しておくわけにもいかず、多少の負担は仕方ないと割り切り、廃棄することにしました。
現在、手続きをして廃棄処理を行っている最中ですが、いざ手放すとなると寂しい気持もあります。僕の青春時代に使用したマッキントッシュパソコンが一気に僕の目の前から姿を消すのですから。ハードディスクのデータ消去や破壊処理をしながらも、少しばかり思い出に浸りながら廃棄マッキントッシュパソコンを梱包していた歯医者そうさんでした。
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