マユミの日記
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あの缶ジュースを飲んだのはあれから1週間後だった。 1週間その缶ジュースを眺めては手にとって大事に飾っていた。 疑問から確信へ変わっていくのは14歳のあたしにとって1週間しか掛からなかった。この思いは誰にも言えない。父親にも兄弟にも。
あれからあたしはトランペットを離さなかった。 周りの状況は変わらなかったけれどもあたしの心は変わっていた。
何故かS先生の事がよく耳に入ってきた。 S先生の年齢があたしよりも20歳も上って事とか、子供が2人いるとか、毎日愛妻弁当持ってきてる事とか。
あたしは職員室の前に居るのが当たり前になっていた。 少し開いた窓からS先生の席が見えた。 部活が終わった後もS先生と尽きない話しで暗くなるまで色んな話しをした。
そうこうしている内にS先生と初めて出逢ってから3年が経とうとしていた。
マユミ
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