はぐれ雲日記
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2001年10月09日(火) 髪を切った  

ヘアカットに行った。 ”T”という行き付けの美容院だ。ヘア・サロンというより植木屋という感じ?
なんでもかんでもチョキチョキ切りたがる。いつかはワカメちゃんみたいな頭にされて突っ伏して泣きたかったときもある。
それでもここへ通うのはひとえに安いため・・・。センスがいいとかカットがうまいとかリラックスできるからとかじゃなくって
シャンプー、カット、セットで1800円というリーズナブルな料金だからだよ。
 わたしが行くとそこのマスターというかダスターが息子のことや年老いた母親のことなどいろいろと話してくる。
話に興じて夢中になってくると、当たりかまわずカットしまくりだ・・・。植木の剪定じゃああるまいし。
「今日はどうしますか?」と聞かれ、反射的に「マラソンの高橋選手みたいな髪型に。」と思わず
言ってしまった。
 可愛く強く美しく。最高のヘアスタイルではないか。でも、いつも○○のようにと頼んでもそうしてくれたためしがない。
ダスターはうなずくと無言でチョキチョキをやりはじめ、まず希望のスタイルとは似ても似つかない頭になっている。
 はっきり言って切り過ぎ・・・。 もっといえばセンスが無い。
昨日はたまりかねて「あ、前髪はそのまま!切らないで!」と哀願してやっとその手を止めてもらった。
 医者と患者さんのような関係である。
落語の”浮世床”じゃあるまいし、タノムカラいますこし事務的に言われたことだけしてちょーだい。



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