はぐれ雲日記
DiaryINDEXpastwill


2001年12月08日(土) 中学校の先生へ

中学校でいろいろありまして、さらにいろいろあって、娘が赤毛のアンになってしまいましたが。
今回、卒業アルバムの写真撮影に当たって
またまた悲しいできごとが・・・・

以下の文は学校へ昨日送ったものです。
おはようございます。

先生方へ
いつも、ご心労をおかけしております。
一晩考えさせていただきましたが・・・。

今回の”黒ヘア・スプレー”吹きつけはあきらかに「行き過ぎ」です。

娘はもともと生まれつき赤毛で、
産毛(うぶげ)も金髪が現在でも生えてきています。
自然な頭髪は、もともと赤褐色なんです。

今回の写真撮影で、慎重にカラーを選択した結果
1番「自毛」に近い色を選んで染め直した次第です。

それよりも、「学校側や先生方の好みに千歩譲った」
子どもをどうしてここぞとばかりに「評価」してくださらないのか・・・・。
靴も、サンダル→ 靴に履き替えて登校したはずです。

悲しみと、またかという憤りでいっぱいです。
もう、かんべんしてください。

こういう”たわみ”の無い全体主義が、子どもを閉塞的状況に追い込んでいるのか
とすら考えてしまいます。

髪の毛が真っ黒なことが「ふさわしい中学生」の容姿であるなら
外国人転入生や、生まれつき極端に髪色が赤い、もしくは茶色に
生まれついた「個性」は中学生にふさわしくない。ということでしょうか?
学校全体のイメージであるアルバムという”公的”なアイテムには
平均的な児童しか掲載できないという発想を根本的に
考え直していただくべきだと思います。

とにかくまゆみに関しては生まれつき赤いということは
無数の写真で証明いたします。
本来の髪色で無い「黒」をスプレーすることは
人権侵害に相当するといっても過言ではありません。

どうして、こどもの主体的な「行動」「大人への歩み寄り」
を認めてもれえないのか?
おかしい。おかしい。
誤解しないでいただきたいのは、

過去の放火 人違い冤罪事件。
部活のありかた
通信簿オール1かろうじて数学2
(高得点なのに通信簿を制裁の道具に使った)
さわやか相談室のありかた
実際熱発してるのにかかわらず椅子に坐らせただけの
狼少年を連想させる保健室
その他の疑問を下地に怒りをあらわにしているのではなく・・・

今回は。「黒色スプレー」吹きかけに対してのみ厳重に抗議いたします。

昨日、娘から一連の話を聞いて、不覚にも涙がこぼれました。

学校側の慎重な対応をこころよりお願いいたします。


鈍角 |MAIL

My追加