はぐれ雲日記
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2001年12月19日(水) かわゆい黄金バット

たしか、昔わたしの記憶が確かならば
「バット」というタバコがあった。
よく買いに行かされた。

漫画や映画で”バットマン”は何回も見ているが、実は本物のこうもりは一度も見たことが無い。
飛んでるのは何回か目撃しているが。
きのうのこと、閉めきっている家のなかで
天井からかすかな物音。「すわ!野ネズミか?」
引っ越してきた当時、あたりは以前農地だったこともあり、天井でネズミが暴れてびっくりしたものだ。
これはすぐ駆除できて今に至ってるけど。

ところが、うすいベールのようなものが居間をキッチンを飛交い始めた。
「あれ?鳥かな?」いやとびかたがソフトだ。
チョウチョにしては大きいしすばやい。
・・・ゲゲッ、なんとこうもりだった。

こうもりはかみつくというからこわい。
でも、飛び方はさすがうまい。
目が見えず、超音波を発信して障害物の距離を正確にキャッチしているから、絶対に壁や天井やシャンデリア(うそ。電燈)なんかにぶつからない。

さて、大声で二男をよぶ。
よんでも、おもしろそうに見ているだけで「網がないよ・」とか言って役にたたない!
しょうがない。ではやるか。
帽子で押さえて、でかいビニール袋をかぶせる。
れれれ〜! あーらビニールの中で「コロン」と死んだふり。くるみのように小さく丸まってしまった。
羽を広げてやろうとつまんだが知らん振り〜
そうっと白い紙の上において外へ出したら「あーらら」パアッと遠く遠くへ飛んで行ってしまった。 こうもりの赤ちゃんだった。

みんなとはぐれてしまったんだね。
2階の窓を開けておいたからまぎれてしまったのかも。
近所の人にこのできごとを話したら、「こないだは伝書バトが入ってきちゃった」と言ってたので、さらにびっくり。

動物も人間もピントがずれてきたというべきか
はたまた地震なんぞの前兆か・・・・?

でも、可愛かったなあ。こうもりの赤ちゃん


鈍角 |MAIL

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