はぐれ雲日記
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BSでアフガンの子ども達の大半が零下20度の寒さのなかで 凍死寸前の画像を見た。 アフガンはこれから雪なんだもんよね。 で、「4人の子ども達が、暑がりでほとんど着れないままに大きくなった 真新しいダウンジャケットやフリースがたくさん出てきました。 これから深夜まで勤務ですが、今日か明日発送させていただきたいのですが」 と某BBSで書きこんで送付先を教えていただいて お菓子やら石鹸、沖縄の絵葉書とともに発送しました。
・・・・わたひも、びんぼうで転げまわってたとき、 近所のこころ優しい人たちが、古着を玄関によく積み上げてくれた。 子だくさんだったからね。 でも、ほとんどが真夏にカーデイガンとか、レインコートとか シミのついたパンツとか・・・・。「うわっ、ちょっとね。ちょっとね〜」 ってとか思ったねえ。 傑作は、うちで差し上げたネイビーブルーのブレザーコートを わたひにもらったことを忘れて 「おたくの子どもにちょうどいいかと思って。」と半年後に持ってきたとき。 そういうわけで、クリーニングに出したものと、家で洗ってアイロンを 当てたものだけ送らせていただきました。 送るのは簡単。 それから先が大変な作業です
そひたら、もーう大変!!「どうせなら金を送ったほうが現地では助かるし 安上がり!」などというご意見をあちこちからいただいてしまった。 おいおい、本当にお金って現地の人が100%受け取れるの?? NGOとかって、組織の運営資金のほうにだいぶ回されるそうじゃないの。
でもでも、貨幣価値なんかを考えたら〜 そうだよね。 お金が一番だよね。うん。 わかってる・・・。 寄付って結局自分のためなのかにゃ? でも、今回はこどものひとりが「ぼく、このほうが好きなんだよ」 と、つぎの当たった靴下を履いて買ったばかりの新しい靴下を 送ってよ。と手渡してくれたの。 だから・・・
以下、わたひにご意見をくださった方の引用開始です。
「うちのご近所でも衣類を寄付するための受付が有志の人たちの手によって 行われました。事前に申し込んでからでないと受け付けない、とのこと。 それは仕分けの手間と送料や梱包材の問題から制限をしているとのことです。 申し込みの電話は話し中でなかなか繋がらず走り出しは盛況のようでした。
いくらクリーニングしたり繕ったりしたところで善意の人々が持ち寄る衣類 とは、捨てるのが惜しい品物、言ってしまえば「不要品」だと思います。 今、着ている上着を脱いで寒さに震える人の肩にかけてあげるという善意 とは全く異質のものであると感じるのです。 現にあまりにも衣類の持ち込み希望が多ので憂いている人たちが多のだと善 意の勘違い解釈をした世話人の人たちは送料の寄付も同時にお願いすること になったのですが、すると潮が引くようにその混乱は収まったそうです。 相手国との貨幣価値の違いを理解すべきです。不要な衣類は潔く捨ててし まい、新たな購買に繋げ、この経済不況から一日も立ち直って一円でも多く の経済援助をすることのほうが目先にとらわれない援助ではないかと感じま した。敢えて申し上げますが、阪神淡路の教訓が全国的には生かされていな い気がします。カップラーメンばかりでは十分じゃないことを。生きる為の 最低限に必要な物は他にいろいろあり、それは金で買えるものが多いことも。 確かに厳冬に向かって衣類は必要です。その次はどうするのか、が問題です。
・・・・・・・・・なるほどね。 でももっと簡単に考えてもいいことですけどね。
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