チイサナオモイ…かさねて かさねてそれは春のばらの 花びらのように幾重にも かさねてある日風に 呼ばれて 散ってゆく花びらは 土に落ち優しい 雨にうたれ何も語らず 朽ちてゆくそれでも 終わらない変わらないチイサナオモイは…きっとまた どこかで芽を出す 忘れられてもきっとまたいつかの春に