はらはらと老木の下青空 透ける ちるちるさくら冷たい空気 吹きすぎてこころのなかで 手を合わす何故だかここで 会える気がしてあなたもここに来ている気がしてこころのなかで 手を合わすこの停留所で バスを待ったねこの坂道を 歩いたねゆっくりゆっくり思い出めぐり 歴史もめぐるさくらの古木は ほほえんで紡いだ日々をひも解いてゆく変わらず春は 何度もめぐる休むことなく時は散る