今日は、中学時代の同級生カップルの結婚式でした。このふたり、卒業後15年経って開かれた同窓会で再会してから付き合い出しゴールインしたという、まるでドラマのような結ばれ方をしています。わたしは、当人たちをリアルで知っているので、あんまりドラマを見ている気分にはなれないんだけど・・・・(苦笑)。現実って、こんなもんさってね。 披露宴でハンドベルの演奏があるから、そのリハーサルのため式開始より2時間早く会場に到着していました。メンバーの結婚式での演奏は始めてじゃないし、もちろんその都度リハもあるんだけど、毎回見てしまうリアルな光景があるの。式場スタッフ同士の会話とか、テーブルのセッティングをしていたり、引き出物を各席に置いていたりとかね。今回は、まさにわたしの席に自分の荷物を置くのと引き出物がスタッフから届いたのが同時でした。思わず「ありがとうございます」とか言っちゃった(笑)。いや、この人にお礼言ってどうするんだよ?!
リハ終えて、受付済ませて、控え室に移動したら、同級生も続々到着してきた。 ベルメンバーはいつでも会えるけど、同級生はそうそう頻繁には会わないから、この待機時間はプチクラス会に参加していました。 うちのクラスは、素でボケる人が多くて・・・・。今回も何度そんなボケがあったか(~_~;) まず、挙式前にひとりの男子がカメラ持ってダッシュ!新郎新婦撮ったぞ!と喜んでいたら、それは違うカップルだったりとかね。まあ、弱視だけどさ。
挙式では、新郎が宣言のセリフを噛み、新婦も釣られてかふたりの言葉がずれるずれる・・・・傍で聞いていて、微笑ましいというか、あとでこれが原因でけんかにならなきゃいいけどなぁ、なんて思ったり。ハンドベルの曲を使っていて、うん、やっぱりウエディングにはベルだよね!と思ったのは、新婦をはじめベルメンバーみんな同じじゃいかな。
屋外での記念撮影。新郎新婦を囲んで参列者全員で写真撮るんだけど、最初は笑顔2枚、次は全員ばんざいして2枚だった。この後半2枚の写真、見てみたいな。
披露宴は、最初は滞りなく進行。 わたしのいたテーブルでは、最近ご懐妊になったベルメンバーがいたり、本日Birthdayのベルの先生がいて、なんかおめでたいエリアでした。こっそり乾杯していたり。
新婦のお色直し中、ちょこっと(ものすごく?)大きなアクシデントがあったの。ひな壇のテーブルがポキッ・・・お花がクラッシュ! 全ては式場の責任なんだけど、司会者が消え、約30分くらい時が止まった感じになっていたの。それを繋ぎとめたのが、新郎とわたしたちの恩師のひとりでした。この空白30分について、繋ぎ方に親族以外が飛び出してきたこと、賛否両論いろいろ耳にしたけど、確実に言えることは、生涯語り継がれるであろう珍事件ではないかしら。 おみくじで大凶を引くと、確率低いのにという意味で“ラッキー”だという人がいるけど、この事件もそういう確率低い“ラッキー”だと言える日が来ることを願っています・・・・。
気を取り直して、新郎新婦再入場、キャンドルサービス。冷め切った空気を盛り上げようと、一生懸命拍手喝采質続けるわたしたち・・・・そしたら、うちの旦那が結婚指輪を暗闇の中にすっ飛ばした!!! ばか〜っ!何やってんのよ!!縁起悪さに拍車かけるようなことしないでよ〜っっ!!!?という思いを言葉にならない言葉で叫んでいたら、あかねサポーターの皆さま総出で探して見つけてくださいました。ホントありがとうございます。危うく、人さまの結婚式で夫婦喧嘩するところでした(*´ο`*)=3
新郎新婦の思い出の写真が、次々とスクリーンに映し出されたのだけど、その中の1枚にわたしが新婦と一緒に映っている海辺の写真があったの。昔は、卒業してから毎年同窓会旅行に行っていたの、わたしたち(今は、毎年同窓会宴会やってるけど・・・・)。 いつかの同窓会旅行のときに撮ったものなのは確かなんだけど、それが、いつ、どこでの写真なのかがはっきりと思い出せない。 結婚式の後、同級生たちと、あの写真は、いつ、どこで撮ったものか考えてみたんだけど、「箱根だよ」「秩父じゃない?」「いや、秩父はありえないよ、大島じゃん」「ってか、箱根なんて行ったっけ?」「行ったって、彫刻の森」「そうだっけ?」 たぶん、10年くらい前だったら、 卒後何年目は、ここへ旅行、参加者何名 って、全部みんな言えたはずなんだけど・・・・ああ、お互い歳取ったね(~_~;)
時間が押しまくってて、もうひとりの2次会幹事の同級生と相談したり、二次会会場に電話したり、式場のスタッフと終了時間の話をしたりして、披露宴会場を出たり入ったりを繰り返していて、ふと気がつくと同級生がスピーチしてる・・・ってことは、次はうちらのハンドベル演奏の時間だ!?ああ、楽譜楽譜がくふ・・・・結局見る暇なかったよ〜っ(泣)。 例によって例のごとく、顧問の先生の長い演説を止めようと、みんなで色々やってみたんだけど、クラッシュ事件もあって完璧な酔っ払いになってて止められない。仕方なく、強引に演奏に突入した!・・・・ベルやって20年以上経つけど、人が喋っているところをかき消すように演奏開始したのは初めての体験でした(--;) 2曲目の「水辺にて」は、新婦のお気に入りの1曲。わたしも大好きな曲で、こんな形でまた演奏できるなんて幸せ〜♪なはずが、また演説が止まらなくて、これまた強引に演奏スタート!この曲、演奏していてもうっとりする素敵な曲なんだけど、わたしの目の前で先生と新郎が喋り捲り・・・・。まあ、色々思いがあるんだろうけど(*´ο`*)=3新婦の思い出の1曲、きちんと聴いておくれよ。
演奏終了したら、わたしは旦那と幹事とともに式場を出る準備。本当は、最後まで見届けたかったけど、2次会から参加する人たちの受付とかしないといけないし・・・泣く泣く式場を出ました。
2次会会場に到着したら、やっぱり何人か来ちゃってて、式が遅れていることを説明して、お店の人や式場のスタッフの人とタイムテーブルの確認。 そして、新郎新婦到着までデジカメ画像を流しつつマイク握って喋ってくれるはずの先生が到着しない!?っていうか、ベル関係者が誰も来ない・・・・心配になって電話したら、「先生帰った」と言われ、わたしが大パニック。 駆けつけてくれた先生サポーター(?)の手によって上映はスタートできたものの、動画だと思っていたのが静止画で、またまたわたしがパニック。え、え、えーっとぉ・・・・・なに喋ればいいの? 担任の先生と他の同級生たちの助けを借りながら、なんとか新郎新婦の到着を迎えることができました。はぁ、よかった。それにしても、ベル演奏の音源があってくれれば、まだ話すことも増えたのに・・・・。ICレコーダー持って行くんだった・・・と、幹事としてプチ反省。まあ、次の機会があったときの教訓ということで。
その後の進行は、時間が押してるもんだから、 「巻いて巻いて!」と何度もささやききつつ、プレゼント大会とか長渕大合唱があったりとかで和やかに進行していき、22時過ぎにお開きとなりました。
2次会会場を出て、自宅に帰る旦那を見送り、ようやく解放された気分になった。
さ〜、飲むぞ〜!喋るぞ〜っ!!
わたしは、ベルあったり司会やったりで、全然飲んでないし同級生たちと話せてないんだから!!!
この強い希望が届いたのか(わたしの剣幕に圧倒されただけかも)、3次会は新郎新婦を含め、11名も参加してくれました。23時半で終了。 その後の4次会は、8名参加。深夜1時くらいだったかなぁ、新郎新婦が帰ったのは。 主賓がいなくなっても、みんな喋る喋る。 34歳独身3名、既婚者3名でしっぽり人生談義に枯葉を咲かせておりました。結婚しても子どもできても、それで人生終わりじゃない。常にその時その時の悩みがあるわけで、それを乗り越えるための目標を持たなきゃいけないなぁ、なんて真面目に考えさせられた時間でした。約1名 「人間であることが間違いだったのかなぁ」という究極のネガティブ名台詞を残した人がいて、そこから後ろ向きなことを言うと 「ああ、ネガネガしてきた」とか言って・・・造語をその場で作ってしまうのも、うちのクラスっぽいね。
そして、タクシーで帰ろうと言い合いつつも、ついに始発が走り出す時間になり、山手線始発で帰ってきました。 ああ、充実した1日でした。 充実しすぎていて、日記にするのに1週間もかかっちゃった(笑)。
二人とも、末永くお幸せに!
|