静花のふつうの日記
毎日の出来事や思ったことをつらつらと・・・。気が向いたら、小難しいことも書きますが、基本はのん気な日記です。

2010年01月21日(木) 自転車との接触事故

 タイトルのとおりですが・・・。
 先日、自転車との接触事故に遭いました(~_~;)

 自宅マンション前に信号機がない小さな横断歩道があって、そこを渡ろうとしたときに右側から女性が乗った自転車が突っ込んできたの。わたしは、車道に出たか出ないかの場所でした。
 お互い地面に飛ばされた状態だけど、通行人が心配して駆け寄ってきたのはわたしだけ。それはそうだよね、自転車対歩行者だったら、当然歩行者のほうが交通弱者なわけだから。
通行人のひとりに「立てますか?」と訊かれて、とりあえず動けることを自分で確認していたら、別の通行人たちから、
「相手の名前と連絡先訊いておいたほうがいいですよ」
そりゃわかるけど、
「警察行ったほうがいいですよ」
そんなことしてたら遅刻するって・・・・。

 相手の女性は謝っていたものの逃げ腰。たぶん、9時少し前だったから、遅刻スレスレだったんじゃないかな。ここは歩行者のほうが断然多い道(しかも歩道)で、歩行者よけられないほど自転車のスピード出していたくらいだし。いや、単に運転が下手なだけかも(ママチャリだったし)。

 結局、激痛ではなかったし、わたしまで遅刻したくなかったから、そのままその場を去ったのだけど、今から振り返るとやっぱり連絡先くらい訊いておけばよかったかもと思ったり。

 警察まで行かなかったものの、あれやこれやで微妙に遅刻しそうだったから、とりあえず会社には電話を入れたの。走るのは辛かったし。
 そしたら、うちの担当の若手くんが電話に出たんだけど、

「自転車との接触事故に遭って、10分くらい遅刻しそうですって課長に言っといて」
「10分ですね?」
「そう」
「10分ですね!了解しました!ちゃんと伝えます!!」

・・・・えらく元気に受け応えされたけど、全然わたしのことは心配されなかった。これは、絶対「電車が遅れた」と勘違いされたな・・・・と思ったのだけど、まーいっかと思って、そのまま2・3分の遅刻で出社しました。

 で、午前中仕事していたけど、やっぱり左足を中心に身体のあちこちが痛い。湿布くらいもらいに行こうかなぁということで、課長に報告。

「ちょっと病院行ってきたいんですけど」
「どうしたの?」
「今朝、自転車と事故って足痛くて」
「え、そういうこと?!」

 ・・・・やっぱり、電車事故と誤報が流れていました(*´ο`*)=3

「でんが電車遅れってことは山手線だろ。他の社員全員そろってるし、どういうことかって思ったら・・・・自転車かよ!」
・・・・なんで、わたしが突っ込まれるんだ?
若手くんに言ってくれ。

 病院で湿布もらって帰ってきたら、総務に呼ばれて、通勤災害手当の話になってしまった。ああ、やっぱり・・・・。
労災経験2度目です。なんか傷害保険でも入ろうかなぁ、わたし。


 実は、視覚障害者が事故に遭ったとき、白杖を持っていたかいないかで、被害者にも加害者にもなってしまいます。

 道路交通法第14条(盲人及び児童等の保護)によれば、以下のとおりである。

1.目が見えない者(目が見えない者に準ずる者を含む。以下同じ。)は、道路を通行するときは、政令で定めるつえを携え、又は政令で定める盲導犬を連れていなければならない。

 この条文をとっさに思い出し、白杖を持っていない状態で交通事故にあったのは自己責任になってしまう、下手に警察沙汰になって、加害者扱いされたくないと頭をよぎったのでした。
 でも、労災の手続きのことで第三者事故になるから、相手の情報もあったほうがよかったと、後で気がついたのでした。

 ということで、その日以来、白杖持参(←突いてない、文字通り持っているだけ)しています。まあ、打撲の傷が消えるまでかしらね〜。それ以降は、持つかなぁ。

 普段持っていないものを持っているものだから、周囲はみんな珍しがってきます。折りたためることには、一様に感激され「もう1回見せて」とまでリクエストされたりもして・・・・(笑)。

 それにしても、道路交通法なんてとっさに思い浮かぶあたり、わたしってば弱視ネタにずいぶん精通しているのね・・・と自分でも感心してしまいました。
 弱視同士で、白杖持つ持たないの議論は度々あるのです。そこまで重症に見られたくない、全盲ではないのに周囲を騙しているみたい、特に必要性を感じない・・・・等々。理由は様々だけど。たしか、その話題が出たときに法律で定めがあるということを調べて、その知識が心の片隅に眠っていたのでしょうね。

 でも、実はわたしがぼんやりしていたのが一番の原因かもしれないけどね。
 先々週くらいから急に仕事が忙しくなってきて、学校も模擬試験が続き、なかなか休むことができないから疲れてきたのかもしれないし。


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