☆空想代理日記☆
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昨日は、今月いっぱいで店名がかわってしまう近所の大型書店へ行った。見納めかと思うと、すべてが悲しい雰囲気に感じた。
店内でかかっていた音楽も、店員さんの笑顔も奇妙な感じだった。
それよりも奇妙だったのは、旅行雑誌コーナーにいた外国人の会話であった。
はじめのうちは何かきな臭い取引でもしているのではないかと不逞者は思っていたが、近づいてみると、いなり寿司は甘くて美味しいだとか漬け物は素晴らしいなどと会話していた。安心。
しかし、あまりにも不釣り合いな会話だった。お腹の骨が折れてしまうほど笑いたかった。ただ、お腹に骨がないので困った。
ここの大型書店は、かなりの小説を扱っている。店名がかわるということは、店自体がかわってしまうことである。店がかわったあとでもこれだけの冊数を扱うのかが不安だった。
もし、経営が縮小されるようなことがあったら、店員さん1人ひとりに「へっどろっく」と「きゃめるくらっち」をかけてあげようと決意したのだった。
いまのうちから警備員さんたちを買収しておく必要を感じた。さて、何で買収しようか。
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