☆空想代理日記☆
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昨日は、真夏日のようでもあり梅雨の晴れ間でもあった。どちらでもいいが、とにかく暑かった。汗を2万リットルほどかいた。
そんなにも汗をかいた理由は、健康的な汗をかこうと散歩していたからだった。
しかし常に汗が流れていて、蛭子さんの漫画にでてくるキャラクターのように視えたのではないかと思う。
しばらく歩いていると、小学校の男子児童が女子生徒と下校しているのが眼に入った。サングラスの上からなので、2倍も痛かった。
その男子児童は女子生徒に向かって、
「アッメーリカ。バナアナッ。イエス」
と、頭がどうかしているようなことを言いながら車道に飛び出していたのだった。
小学生たちと不逞者の距離は少し離れているのに、右手を出して男子児童を止めようとしてしまった。空をつかんだ不逞者の右手はとても淋しかった。
とりあえず手首の運動みたいなことをして、指をぽきぽき鳴らしてごまかしたのだった。
よく考えてみたら、止めようとしたこともそしてごまかしたことも不逞者しか知らないことなのに、いったい何をしていたのだろうか。
頭がどうかしたに違いない。
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