☆空想代理日記☆
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今日の一言 燃やすゴミはあっても燃えるゴミはない。燃えないゴミは、燃やさないゴミである。
昨日は珍しい人物から連絡があった。3つ連なった甘いだんごをそのまま縦に喰べようとして串の尖端が咽に刺さってしまったトラウマのあるバカ姉からだった。
連絡といっても電話しあうほど仲良くはなく、もっぱらメールであった。人間嫌い同士なので、円滑におこなわれた。
―そういえば貴様、今月で30歳のはずだな。腰骨のあたりが朝から痒くて気がついた。
追伸 うちの娘がヴィトンのバッグを、そして息子がベンツを欲しがっています。どうか願いをかなえてあげてやってね。あたしは、何も欲しくない。
といった内容の迷惑メールだった。読み方によっては恐喝ともとれるものだった。
決して甥や姪の希望したものではない。そればかりか、なぜ誕生日を迎える不逞者がプレゼントしなくてはならないのかが不可解であった。
どこかからメールを受信した携帯電話は壊れてしまうウイルスを入手しなければならない。心をこめて復讐しようと誓った。
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