☆空想代理日記☆
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今日の一言 ひろく浸透しているが理解できない言葉。腕時計。
昨日はトレーニングをしなければならない日だった。
最近、あんまり運動してないため、ひたすら走って体力を回復させることを自分に義務づけた。
ついこの間まで世界陸上が開催されていたようだが、不逞者のやろうとしていることは下界陸上だった。
河川敷にはサイクリングロードがあり、そこを走る自転車と併走しようと考えた。たぶん、道端に落ちているジャッカルのフンを視るような感じで気持ち悪がられるであろう。
そんな誓いもむなしく独りで走った。がむしゃらに走った。両手をひろげて走る姿を想像しながら走った。
しかし30歳の壁は厚く、また高かった。昔のような軽いステップは踏めず、ドジでノロマなバクのようだった。
運動能力低下もそうだが、いろいろなところにガタがきているようだった。
つい先日、友人から電話がかかってきて「24、観た?」と訊かれたことがあった。不逞者は「明日は晴れらしい」とこたえた。
どうやら、『24』が天気予報と聴こえていたのだった。実に無念である。そして30歳は怖いのである。
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