☆空想代理日記☆
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ここ最近、不逞者の周りでは理解しがたい不可思議なことがおきている。昨日はそのひとつを解決した。
そのおかしなこととは、パンツが立て続けに破れてしまうということだった。まさしく怪奇現象なのだった。
パンツ一丁でブロック塀におしりをこすりつけたりはしていないし、犬におしりを咬まれたまま走りまわったこともなかった。
たぶん、パンツに対して心をこめて祈りを捧げてなかったからかもしれない。または、神棚に置いて崇めてなかったからだとも考えられた。
このようなくだらない反省はどうでもよくて、パンツを早急に補充しなければならない。
すべてのパンツが破れてしまった場合、下半身がスースーしたままズボンを履いて外出することになるからだった。
それは避けねばならない。パンツを履いてない状態で満員のエレベーターに乗っているところを想像してみたところ、変態としか思えないのだった。
または、近所にある小学校の近くを歩いていて、陽光のしたでサッカーをしている少年たちを下半身がスースーしたままの不逞者が覗いていると思ったら、逮捕されても仕方ないのだった。
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