☆空想代理日記☆
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昨日は行くところ行くところに、陽光で眼球をやられた人たちが眼から血を流してふらふらしていた。まるでゾンビのようだった。
不逞者は普段からサングラスをかけているので、おそらくはターミネーターなのだった。
そしてターミネーターである不逞者の昨日の標的はレンタル店だった。理由は、なんとなくである。
サイボーグであるが、実は重大な欠陥がある。右足はせっかちな性質をもっていて、左足は負けず嫌いな性格なのだった。
なので歩いていると右足が素速く前にでて、左足が負けじと前をいくのだった。その速度はどんどん速くなり、不逞者の躰は後ろに45度くらい傾いてしまうのだった。ちなみに、下半身はぐるぐる模様である。
陸ウェイクボード姿でレンタル店へ突入した。初めて知ったことがあった。なんとCDもレンタルされていた。
いくつか物色していると、価格表示された中吊りのようなものがあった。300円だった。DVDより高いのだった。
「のび太のくせに、生意気だぞ!」
と似たような感情が湧いてくるのがわかった。CDは一生借りないことを決意した。
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