☆空想代理日記☆
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昨日の不逞者、究極の選択で頭を悩ました。両手で頭を抱え、膝から崩れ落ちそうになったが、実際は足首から崩れ落ちたのだった。
金曜日といえば病院へ行って白衣の悪魔と他愛のない会話をしながら血液を盗まれたりするのであったが、実はTSUTAYAがレンタル半額だった。
病院は朝はやくに行って受付を済まさねば診察までひどく待たされる。しかしTSUTAYAでレンタルする場合も、朝はやくに行かなければ借りたいものがすでに借りられているのだった。
外に出てサンダルを飛ばしてみたりした。表が出たらTSUTAYAにしようと考えての行動である。ただ、サンダルは視えている部分はすべて表ではないのかと疑問をもつ。
花びらをちぎった。ヒゲを抜いた数で決めようと引き抜いた。神様の言うとおりにしたがおうと思った。水道水から赤錆が出てきた。
病気とともに生きている不逞者、やはり病院を選ぶべきだと考えた。何のDVDを借りようかと陳列棚の前をうろうろしながら考えた。
人差し指でDVDのジャケットをとんとん叩きながら考えた。
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