☆空想代理日記☆
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昨日も引き続き不逞者は死んでいたのだった。
それとおかしなことに、眠るたびに夢をみたのである。なぜか毎回、エジプト人の悪党みたいなのが出てきて不逞者を追いかけまわしてくるのだった。
ということで今回の病気は、エジプト人と不逞者の絆を深めるための儀式だといっても過言ではないのだった。
それにして不思議な夢だった。たとえば20分くらい眠ったとしよう。その時は20分できっちり終わるようにできていて、目醒める前には「つづく」とテロップまでうたれているのだった。
そうしてまた眠った時は、前回からの続きが始まり、不逞者も当然のように夢の世界へ入っていくのであった。
なかでも記憶に新しいのは、エジプトの虎と呼ばれる悪党が狙っている「エジプトの泪」とかいう宝石を奪う話はなかなか豪快だったし面白かった。
実は不逞者、まだ病みあがってもないので、自分で書いている文章がどんなものかぜんぜんわからないのである。あとでよく視たら赤面しちゃうんじゃあないかとドキドキしているのだった。
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