重慶の水害が拡大
7月の重慶市は大雨が続き、7月17日から24日までの間に死者が56人に達した。7月17日の降水量は266.6ミリに達し、1892年に観測が始まって以来の大雨だった。 (雑誌財経 8月6日号)
戦略ポイント:水害を未然に防ぐ方法はあるのか?
お亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、被災者の一日も早い復旧を願っています。
水害は集中豪雨によってどこにでも起こりうる災害です。普段は、「自分のところは大丈夫だろう」と考えがちですが、万が一の備えというのは大切だと再考させられます。
水害を未然に防ぐ方法はあるのでしょうか?水が押し寄せても大丈夫な家に住むことは大切かもしれません。しかし高層マンションでも1階部分に浸水するとエレベータも地下駐車場も全滅です。水や電気の止まった高層階は1日も暮らせないでしょう。
以前、ある方から家を買うときの注意を聞いたことがあります。「家やマンションを買うなら、谷の川の近くは避けること。また、買おうとする土地の周りの旧家に住んでいる古老を何人か尋ね、水が出る場所かどうか必ず確認すること。 造成したての土地は避けること。」
重慶の悲劇を見ると、このような智恵というのはとても大切なものだと再認識しました。
|