2007年08月16日(木) |
広東でISP経営許可証の発給を暫時停止 |
広東でISP経営許可証の発給を暫時停止
広東ではISPライセンスの発給を暫時停止する。これは全国ウェブサイト問題解決運動が実施されて以来最大の厳しい措置となった。これによりウェブサイトの新設や登録に大きな影響が出る。北京、天津、上海及び河南ではすでに発給停止済。 (8月13日付け第一財経日報)
戦略ポイント:ライセンスがないと本当にビジネスできないのか?
ISPライセンスの取得は、中国においてどの会社でも頭痛の種ですね。先日もとある日本の携帯コンテンツプロバイダさんとお話していたらISPライセンスが取れなくて困っているのとことでした。
外資100%の会社(独資)がISPライセンスを取るのは元々難しかったので日系の独資にとっては大きな問題ではないのかもしれません。ライセンスがなくてもウェブビジネスをやっている会社は沢山あります。
例1 別の会社のライセンスを上手に借りたり、ライセンス保有会社と契約して傘下でやっているように展開する方法があります。
例2 休眠しているライセンス取得会社を単独あるいは共同で買い取ってしまう方法があります。
例3 海外のサーバーで細々ですがうまくやっていくのも一つです。(接続制限される可能性はないとはいえません。)
若干グレーな解決方法ですが、検討の余地はあるでしょう。ライセンスに関して何でも自社で取ろうとするのではなく、持っている人とうまくアライアンスを組むという発想は大切だと思われます。
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